フィレンツェの風に抱かれて:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
フィレンツェの風に抱かれて
フィレンツェの風に抱かれて
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フィレンツェの風に抱かれて

1991年2月2日公開、105分、恋愛
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鎌倉とフィレンツェを舞台に、ふたりの男の間で揺れ動くヒロインの姿を描くラヴストーリー。脚本は「パイレーツによろしく」の佐伯俊道が執筆。監督は「ゴールドラッシュ」の和泉聖治。撮影は「死の棘」の安藤庄平がそれぞれ担当。日本=イタリア合作。

ストーリー

駆け出しフォトジャーナリストの久美子は、13年前に父を失ってから鎌倉の家で母・良江と二人で生活していた。久美子には学生時代からの恋人・徹がいたが、いま一歩結婚には踏み切れない。そんなある日、良江が急死してしまい、久美子はひとりぼっちになる。それと同時に彼女のもとにイタリア取材の話が舞い込んできた。自分の実力を試し、さらには徹との関係を見つめ直す絶好のチャンスとばかりにイタリアへと旅立った久美子は、そこでふとしたことからひとりのダンディーな中年紳士と出会い、豪邸に招かれる。彼こそイタリア・ファッション界に君臨するデザイナー兼実業家のマルコ・エンブリアーニだった。だが、彼にはかつての成功のために家族を捨てた過去があり、そのため息子のパウロはマルコのことを激しく憎んでいた。そんなかたくなな心を持つパウロだったが、久美子の純粋さにふれ徐々に心を開いて行く。しかし、依然として父との確執がパウロの前に影を落とし、久美子もまた、自分のしかけた罪の深さに気づく。そしてついにエンブリアーニ父子は対決し、それを目にした久美子の心は激しく揺れる。そのとき久美子の心に浮かんだのは、自分の帰りを待ち続けている徹のことだった。そして、パウロとも別れた久美子は、たくさんの想い出を胸にフィレンツェを後にする。数日後、鎌倉に戻った久美子は、待ち受ける徹のもとへ駆けて行くのだった。

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作品データ

製作年
1991年
製作国
日本
配給
東映クラシックフィルム
初公開日
1991年2月2日
上映時間
105分
製作会社
テレビ東京
ジャンル
恋愛


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