クリスティナ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
クリスティナ
クリスティナ
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クリスティナ

1929年公開
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トリストラム・タッパー氏の原作を「街の天使」「四人の悪魔」のマリオン・オース女史が脚色したもので監督は「轟く天地」「大河の奇賊」のウィリアム・ケイ・ハワード氏。主演者は「街の天使」「四人の悪魔」のジャネット・ゲイナー嬢と「四人の悪魔」「四人の息子(1928)」のチャールズ・モートン氏で「キング・オブ・キングス(1927)」「村の医者」のルドルフ・シルドラウト氏、の他にハリー・コーディング氏、ルシー・ドレーン嬢等が助演している。カメラは「大河の奇賊」「カルメン(1927)」のルシエン・アンドリオ氏が担任。

ストーリー

クリスティナというのはオランダの片田舎に父親と静かに暮らしている乙女の名であった。彼女にも処女時代の空想があった。古代の騎士のように凛々しい眉目秀麗な若者が恋人としていまに自分の前に現れるだろうと夢見ていた。ある日この地方へサーカス団が訪れた。サーカス団の中にジャンという若者がいた。そしてクリスティナとジャンとはお互いに愛し合うように成った。しかし日頃から彼に想いをかけているサーカスの女団長は、ジャンとクリスティーナの仲を割くべく嫉妬の炎を燃して居た。やがて祖父の許しを得て、クリスティナとジャンが結婚式を挙げる当日、女団長の虚偽の訴えによりジャンはサーカスの金を使い込んだ嫌疑で逮捕され、アムステルダムへ護送された。クリスティナは喜びの絶頂から悲しみのどん底へ衝き落とされた。折りも折り、祖父はかねての眼病重って失明した。ジャンを訪ねてアムステルダムへ出掛けたクリスティナはそこでも女団長のために恥ずかしめを受け、すごすごと追い帰された。それでも彼女はジャンを信じて居た。しかし盲目の祖父に欺きを掛けないため、彼女はダークをジャンと偽り、悲しい結婚式を挙げようと決心した。クリスティナの悲しい企てを知った祖父はこれを止めようとした。その時階段を登って来る足音が聞えた。それはクリスティナを求めるジャンであった。2人は初めて堅く抱き合った。

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作品データ

原題
Christina
製作年
1929年
製作国
アメリカ
配給
フォックス映画
初公開日
1929年
製作会社
フォックス映画


[c]キネマ旬報社