クルゾー警部:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
クルゾー警部
クルゾー警部
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クルゾー警部

1968年11月公開、コメディ
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「ピンクの豹」「暗闇でドッキリ」を監督したブレーク・エドワーズとモーリス・リッチリンの原案を、トム・ウォルドマンとフランク・ウォルドマンが脚色、「お呼びの時間」のバッド・ヨーキンが監督したコメディ。撮影はアーサー・イベットソン、音楽はケン・ソーンが担当している。出演は「暗くなるまで待って」のアラン・アーキン、「野性の眼」のデリア・ボッカルド、「オセロ」のフランク・フィンレイ、パトリック・カーギル、ベリル・リードほか。

ストーリー

イギリスの大列車強盗の一味が、さらに大きな獲物を奪い取ることを計画中だということを探知し、しかも警察の内部に彼らに味方する裏切者がいるらしいとにらんだスコットランド・ヤードは、フランス警察のクルゾー警部(アラン・アーキン)を呼び迎えることになった。途中、とんでもない失敗を続けて、やっと英国警察の幹部チャールズ卿の前に姿を現したクルゾー警部に、卿は事件の概略を説明した。悪漢団の一味数人は、すでにスコットランド・ヤードに捕まえられていたので、その1人スティールに尋問するためクルゾーは監獄へ出かけた。が、スティールはクルゾーが油断している隙に麻酔薬をかがせて脱獄してしまった。その夜、ウィーバー警視の家へ行ったクルゾーはウィーバー夫人の色っぽい眼差しや女中リザ(デリア・ボッカルド)の意味ありげな目に大いに刺激された。ウィーバーと一緒に博覧会に出かけたクルゾーは2人のセミヌードの美女と仲良くなり、彼女たちと陽気なパーティを開いたが、やがてへべれけに酔った彼は、何者かに顔の石膏型をとられていた。悪漢団の1人の葬式の様子を探るためフランスへ出かけたクルゾーは、悪漢たちの手がかりをつかむことができた。そしてここでクルゾーは、リザに再会した。意外にも、リザは国際警察機構の一員であった。2人は協力して事件にあたることとなった。一方悪漢たちは、クルゾーの顔型から作ったマスクをかぶり、同じ日同じ時刻に、スイスの13の銀行から同時に大金を強盗する計画を立て、実行した。この計画は完全に遂行された。がクルゾーとリザは、この頃ウィーバー警視こそ悪漢団に内通している裏切者であることを発見した。ウィーバーを殺して逃げる一味を2人は追ったが、逆に捕らえられてしまった。一味は、200万ドルの賄賂で事件から手を引くようクルゾーに提案した。ここで、クルゾーの持っていたレーザー光線のライターが思わぬ作用を起こし、それにより悪漢団は全員捕らえられクルゾーは表彰された。リザとランデブーするための飛行機の中でクルゾーは隣の席にウィーバー夫人がいるのに驚いた。夫人は彼に秋波を送り、体をすり寄せて来た。クルゾーはパラシュートで飛行機からの脱出を計った。

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作品データ

原題
Inspector Clouseau
製作年
1968年
製作国
イギリス
配給
ユナイト
初公開日
1968年11月
製作会社
ミリシュ・コーポレーション
ジャンル
コメディ


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