紅の翼(1939):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
紅の翼(1939)
紅の翼(1939)
-

紅の翼(1939)

1939年公開
0
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

「世紀の楽園」「シカゴ」のアリス・フェイ、「青春問答」「天国漫歩」のコンスタンス・ベネット、「サブマリン爆撃隊」のナンシー・ケリーが主演する映画で、「テスト・パイロット」「潜水艦D1号」の脚本に協力したフランク・ウィードが脚本を書卸し、「煌めく銀星」「天晴れ着陸」のロイ・デル・ルースが監督に当り、「大地」「忘れがたみ」のカール・フロイントが撮影した。助演者は「煌めく銀星」「ジョゼット」のジョーン・デイヴィス、「月光の曲」のチャールズ・ファーレン、「群衆は叫ぶ」のジェーン・ワイマン、「火星地球を攻撃す」のケイン・リッチモンド、「世紀の楽園」のウォーリー・ヴァーノン、「サブマリン爆撃隊」のジョーン・ヴァレリー、「少年の町」のエドワード・ノリスその他である。

ストーリー

ロスアンゼルスを出発して米大陸を横断する女流飛行家の競技会に、トリキシーやロイズ等も参加した。出発直前にある大石油会社からトリキシーの許え、この競技に優勝したら会社直属の飛行士に雇うと言って来た。絶好のチャンスと勇みたった彼女は、機関士ベーブの忠告を無視して出発したので、他機をリードしてオハイオ州を通過する時、輸送管に故障を生じて不時着し、その際機体を損傷した。トリキシーはその機体をクリーブランドへ運んで修理した。その地で又別の競技会が開かれるので、彼女は直ちに参加して当日を待った。ところが期日間近に、恐るべき大敵が現われた。それは富豪の令嬢ゲリーで、優秀機2台をもって参加したのである。生活に苦しみ、ボロ飛行機に無理な修理を加えている他の飛行士たちは、到底ゲリーの優秀機に敵すべくもなかったので、彼女の参加を思い止まらせようとしたが効果はなかった。競技会の前日、彼女が試運転に出発したのを見たアラバムは、その後を追って邪魔してやろうとするうち、かえって墜落して脚を居ってしまった。スピード・エキジビション競技にゲリーはロイスの夫スピード・アレンに自分の快速機を貸してやった。その飛行中、アレンは墜落憤死した。夫の死を見たロイスは、翌朝夫の飛行機に乗って飛び出した。心配したトリキシーが直ちに後を追うと、ロイスは從容として機をキリ揉みにしたまま地面にたたきつけてアレンの後を追った。やがて競技会が始まった。ゲリーの優秀機はたちまち他を1周も引離してトリキシーと頭を並べた。ゲリーはふと彼女の顔を見た。緊張したトリキシーの顔には決死の色があふれている。彼女は生活と闘っているのである。ゲリーは自分が何のために飛んでいるのか判らなくなった。次の瞬間彼女は急にスピードを落としたため、機体は墜落し彼女はパラシュートで落下したが足に重傷を負った。優勝したトリキシーはゲリーを病院見舞って彼女の行為を感謝し、新しく職を得た石油会社のパイロットとして出発した。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
Tail Spin
製作年
1939年
製作国
アメリカ
配給
20世紀フォックス支社
初公開日
1939年
製作会社
20世紀フォックス映画


[c]キネマ旬報社