黒いジャガー:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
黒いジャガー
黒いジャガー
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黒いジャガー

1972年4月1日公開、100分
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ニューヨーク警察も一目置く黒人私立探偵の直線的な行動を描くハードボイルド映画。製作はジョエル・フリーマン、監督は「知恵の木」のゴードン・パークス、アーネスト・タイディマンの原作をタイディマン自身とジョン・D・F・ブラックが脚色、撮影はアース・ファーラー、音楽はアイザック・ヘイズ、編集はヒュー・A・ロバートソンが各々担当。出演はリチャード・ラウンドツリー、「ボクサー」のモーゼス・ガン、チャールズ・チオッフィ、クリストファー・セイント・ジョン、グウェン・ミッチェルなど。

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ストーリー

ニューヨークの黒人私立探偵シャフト(リチャード・ラウンドツリー)は、警察でも一目置くほどの、暗黒街と因縁浅からぬ腕利き私立探偵だった。ある日、彼はハーレムの黒人ボスのバンピー(モーゼス・ガン)の手下の訪問を受け、乱闘の末、1人がビルの窓から落ちて死んでしまった。部下がひどい目に合わされたにもかかわらず、今度はバンピーが直接、シャフトを訪ねてきた。彼の依頼は、愛娘マーシーの救出だった。バンピーは、それをベン(クリストファー・セイント・ジョン)が率いる黒人解放過激グループ“黒軍派”の仕業だと思っていた。シャフトとベンは旧友だったが、最近は会っていなかった。あちこち尋ね回った末、彼らの集会所を捜し当てたが、彼がそこに行った時、突然機関銃の掃射を受け、シャフトとベンの2人だけが、かろうじて逃げ延びることができた。一方、シャフトと顔馴染みの警部補のビク(チャールズ・チオッフィ)は、バンピーとマフィアとの対立に関わる不穏な動きをキャッチしていた。ビクはシャフトに協力を頼んだが、シャフトは何もしゃべらなかった。しかし、警部に呼び出されたおかげで、シャフトには誘拐の犯人の目星がついた。ハーレムの麻薬商売をバンピーに奪われたマフィアが、取り返しにかかったのだ。バンピーの娘を救出するには、ベン一味の協力が必要と考えたシャフトは彼にそれを申し出て、ベンは応じた。やがて、マフィアとコネをつけたシャフトは、マーシーの無事な姿を見ることができたが、奪回を焦った彼は、重傷を負ってしまった。ベンに助けられた彼は愛人エリー(グウェン・ミッチェル)のアパートで手当てを受けていたが、そこへ、ベンからマーシーがホテルに監禁されているという情報を受けた。もう一刻の猶予もなかった。シャフトはベンや彼の同志とともにホテルに乗り込み、奇襲作戦によって、マフィア一味を皆殺しにして、無事マーシー救助に成功した。

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作品データ

原題
Shaft
製作年
1971年
製作国
アメリカ
配給
MGM
初公開日
1972年4月1日
上映時間
100分
製作会社
スターリング・シリファント=ロジャー・ルイス・プロ作品


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