未来の想い出 Last Christmas|MOVIE WALKER PRESS
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未来の想い出 Last Christmas

1992年8月29日公開,118分
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3度も人生をやり直すことになった2人の女性の恋と夢の行方を描くファンタジー。監督・脚本は「おいしい結婚」の森田芳光、撮影は「夜逃げ屋本舗」の前田米造がそれぞれ担当。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

1981年。夢見た一流漫画家を目指す納戸遊子であったが、せっかくの力作もライバルの漫画家とアイディアが似ているせいでボツ。うだつのあがらないまま10年の歳月が流れた91年のクリスマスの夜、寂しげに銀座の街を歩く遊子は占いの卓を出している金江銀子に呼びとめられた。彼女はデザイナーの倉美に憧れるものの、結局証券マンの杉田に口説かれ結婚。退屈な日々を送り、何の目的もなく占い師のアルバイトをしていたのであった。意気投合した2人はお互いの身の上を語り合い別れるが、翌日出版社のコンペでホールイン・ワンを出した遊子は、その場に倒れ息を引き取ってしまった。そして遊子の葬儀の夜、銀子も命を落としてしまう。遊子が目をさますとそこは10年前の世界だった。遊子はこれから発表されるはずの他人の作品を先取りして出版社に持ち込み、一躍一流作家の仲間入りをする。しかし、そんな遊子の元に彼女の秘密を知る者から脅迫状が届いた。脅える遊子の前に姿を見せたのは銀子であった。彼女も10年前にリプレイしており、今度は倉美に接近。競馬、株で大儲けし、今や経営コンサルタントとして大活躍の日々を送っていたのだった。ある日地方競馬に出掛けた2人の前に青年が現れ、遊子は狂言に打ち込むその青年、夏木に運命的な出会いを感じた。そして時は流れ91年、運命の日が訪れ、2人は再び死を迎えた。三たび生まれ変わった遊子と銀子。遊子は今度は自力で連載をつかみとり、夏木の心もとらえた。一方の銀子も倉美の支えとなり、彼を成功へと導く。またもや運命の日が近づく頃、銀子の妊娠が発覚。倉美と険悪な状況になっているところに遊子が飛び込んで来た。クリスマスのためフランスから帰ってくる夏木の乗る飛行機が、その晩墜落する機だったからだ。しかし取り乱したまま空港で待つ遊子と銀子の前に夏木が無事現れ、倉美と銀子も仲直りする。翌日ゴルフコンペで遊子はまたもやホールイン・ワンを記録するが、今度は息を引き取ることもなく元気にプレーを続けるのだった。

作品データ

製作年
1992年
製作国
日本
配給
東宝
上映時間
118分

[c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    ミチさん

    5.0
    2012/10/16

    前のレビューで作品を褒めすぎたので、またかと言われそうですが、良い作品が続いたので、仕方ないです。
    さて、この作品ですが、配役が凄い!
    工藤静香/清水美砂/和泉元彌/橋爪功/うじきつよし/
    唐沢寿明/真行寺君枝/鈴木京香
    20年前とは言え、これですよ!これで面白くなかったら、「金返せ!」ですよね。
    特に工藤静香が良い!最高ですね。「女優って何か」を考えさせられます。女優って、しゃべってなんぼ、演技してなんぼと考えられがちですが、それ以上に、そこにいるだけでなんぼ、映っているだけでなんぼ、という女優がいますが、そんなに数はいない。その稀有な例ですね。
    つまり、何もしなくても、映っているだけで、観ている方は何かドキドキする訳です。なんだ、じゃあモデルさんじゃないか、なんて言わないで下さい。逆にモデルさんが台詞言ったり、動いたりするだけで、がっかりという場合だってあるんですから。
    さて、作品も凄いんです。原作:藤子・F・不二雄ですから、SFの権化ですよね。我々の何十倍もSFを読み込んでいる訳です。そのしっかりとした構成にうっとりします。我々が疑問に思ったり、不思議に思うところはありません。全てお任せでこの世界に入っていけます。
    この作品がリリースされた頃、「女性同士の友情があり得るか」みたいな言い方をされたと覚えていますが、藤子不二雄先生(どうしてもこういう言い方になる)のような、ライバルのような、友達のような関係ってのは、女性同士でもあり得ますよね。
    とにかく下手な口上、休むに似たり。観て下さい。それだけです。Wham!の"Last Christmas"が心にしみるぞ!

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