雨の轍:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
雨の轍
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雨の轍

1993年7月6日公開、80分、サスペンス・ミステリー
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東京近郊の住宅街に越してきた一家が体験する幻想的なサスペンスを、『狐の嫁入り』の昔話をモチーフに描くドラマ。本作が劇映画デビューとなる伊藤信幸が演劇集団“新宿梁山泊”の協力を得て作ったもので、主演の黒沼弘巳はじめ、新宿梁山泊の劇団員が多く出演している。脚本は伊藤と高橋郁夫。

ストーリー

東京近郊のマンションに越してきた船井、妻の和子、六歳の息子昌平の一家は、隣室に住む西村という営業マンから『狐の嫁入り』の昔話を聞かされる。ある日船井親子と西村は滝に遊びに出かけるが、そこで昌平は滝の向こうに死んだはずの愛犬ピーターを垣間見た。昔話にすぎないはずの雨の向こうの世界は実在していたのか。西村は、無邪気に信じる昌平の命と引き換えにすることによって、事故で亡くした兄の姿をもう一度見れるかも知れないという妄想に捕らわれる。彼の狂気に気づいた船井は滝へと駆けつけるが、そこには満足気な笑みを浮かべた西村の姿があった……。

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作品データ

製作年
1993年
製作国
日本
配給
ゼイカンパニー
初公開日
1993年7月6日
上映時間
80分
製作会社
ゼイカンパニー作品(製作協力*新宿梁山泊)
ジャンル
サスペンス・ミステリー


[c]キネマ旬報社