新・悲しきヒットマン|MOVIE WALKER PRESS
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新・悲しきヒットマン
新・悲しきヒットマン

新・悲しきヒットマン

1995年7月1日公開,0分
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10年の刑をつとめて出所した暴力団組員が、変質した極道社会からはみ出し疎外されていく様を描いたハードボイルド・タッチのヤクザ映画。元山口組顧問弁護士による小説を映画化した「悲しきヒットマン」と原作者も同じだが、この二作に直接のつながりはない。山之内幸夫原作、高橋はるまさ作画の同名劇画の映画化。監督は「極道記者2 馬券転生篇」の望月六郎。主演は「ナチュラル・ウーマン」の石橋凌。共演は、これが映画デビューとなる新人の沢木麻美、「無頼平野」の金山一彦など。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

大阪ミナミの松之木組系平川組行動隊長の橘孝は、抗争中の佐藤組系北心会の会長をヒットマンとして射殺し警察へ自首した。刑務所で刑に服するうちに妻と娘は新しい生活に入り、10年の時を経て橘は出所する。出所祝いに組からはデート嬢のユキが派遣されたが、橘は彼女とは寝ずに、遊園地でしばらく時を過ごした。ユキとの別れ際、彼女のヒモで北心会組員の和田がユキに乱暴を働くのを見かねた橘は和田を叩きのめすが、北心会とは手打ちをすませたこともあって平川組の幹部たちは橘を叱責する。10年の間に組は様変わりしていた。暴力団新法以後、平川組長以下の幹部連は揉め事を避け、カネ中心に物事を考えている。若頭補佐の溝橋は金融とゴルフ場開発に取り組み、組に橘の居場所はなかった。橘はユキと再会し、やはり彼女と体の関係は持たないまま万博跡地でひとときを過ごす。その折、組のシマに御法度のシャブが入り込んでいることを知った橘は、組からの命令もあって、彼を慕う舎弟の勇二と共にポン中狩りに乗り出した。実は溝橋が佐藤組系出方組と秘かに組んで覚醒剤を扱っていたのだが、橘は薄々とそれに感づきつつ虚しい狩りを続ける。ユキもまたシャブ中であり、橘は彼女を監禁して中毒から抜け出させようとし、禁断症状に苦悶するユキに「ワシの女になれ」と囁いた。その頃、シャブを扱っていた出方組組員を橘が半殺しにしたことで出方の怒りを買い、二つの組は抗争寸前の事態に陥る。抗争を避けたい平川組の意志を承けた溝橋は出方組と談合し、結果、ケジメを取らされる橘が指を詰めて詫びを入れるが、出方には「時代遅れ」と冷笑された。身も心も傷ついた橘は足を洗いユキと暮らす決意をする。だが、銀行の裏切りによってゴルフ場開発への投資が無駄になった溝橋は、憤りのあまり堅気である支店長の吉村の命を狙い、そのヒットマンを勇二に、見届け役を橘に命じた。堪忍袋の緒が切れた橘は、勇二と共に組に乗り込み脅しをかけて組を抜ける約束を取り付け、金を奪って逃走する。勇二と別れた橘は金を前妻や実家に届け、ユキと共に漁師として出直そうとしたが、新しい生活が始まろうとするその時、新聞記事で勇二が結局ヒットマンの役をつとめたことを知る。そして二人を追いかけてきた和田に、ユキも橘も撃たれてしまうのだった。

作品データ

製作年
1995年
製作国
日本
配給
ギャガ・コミュニケーションズ配給(配給協力*ゼアリズ)
上映時間
0分
製作会社
ギャガ・コミュニケーションズ=エクセレント・フィルム作品

[c]キネマ旬報社

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