爆走!ムーンエンジェル 北へ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
爆走!ムーンエンジェル 北へ
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爆走!ムーンエンジェル 北へ

1996年5月18日公開
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デコトラと呼ばれる派手なペイントをほどこしたトラックを駆るひとりの女性トラッカーが、さまざまな人々との出逢いを通してひたむきに生きてゆく姿を描いたロード・ムービー。監督は「菩提樹 リンデンバウム」のベテラン・山口和彦。原案・脚本は「修羅の帝王」の高田純。撮影は「EAST MEETS WEST」の加藤雄大がつとめている。主演は「未来の想い出 Last_Christmas」の工藤静香で、劇中で自らが乗るデコレーション・トラックのペインティング・デザインを担当したほか、主題歌と音楽監修も担当した。共演は、「棒の哀しみ」の永島暎子、「ナチュラル・ウーマン」の嶋村かおり、「82分署」の清水宏次朗ほか。

ストーリー

“カミオンのマドンナ”こと女性トラッカーの葛西ルナは、押しかけ弟子の和美とともに、今年も北海道に出稼ぎに向かった。釧路では敬愛する“幣舞の鶴姫”こと喜代子と息子の治虫に会うのが毎年の楽しみだったが、おしどり夫婦だった喜代子が離婚して以来、治虫が一言も口をきかなくなっていたことに、ルナはショックを受けた。ルナは北海道での仕事をてきぱきとこなしていたが、普段からルナをライバル視して挑発してくる“レゲエの夏子”が偶然現れ、ふたりは女の意地を賭けて勝負をする。途中で兵藤という警官の検問を受けたルナは、積荷の一部を没収されそうになるが、そこへ通りかかった如月大五郎と名乗る男に助けられた。そんなころ、喜代子のデコトラが改造車の取り締まりに引っ掛かり、兵藤に取り上げられてしまった。ルナは釧路署へ談判に乗り込むが、そこには兵藤という警官などいなかった。どうやらニセ警官を装って積荷を取り上げ、ロシアに売りつけている密輸団が横行しているらしい。そして、和美がルナのデコトラで運転の練習中に、夏子と一緒に兵藤一味にさらわれた。事件を目撃していた治虫は、それを指図していたのが大五郎だったという。密輸取引が行われている倉庫へ急いだルナは、見張りの男からライフルを奪い、コンテナの中で縛られている夏子と和美を救出した。ルナは奥から現れた大五郎に銃口を向けたが、彼はたちまち密輸団を取り押さえる。実は大五郎は密輸団摘発のために組織にもぐりこんだ刑事だった。すべては終わり、ルナ、夏子、和美を乗せた三台の車は、黄昏の日高国道をひた走った。

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作品データ

製作年
1996年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1996年5月18日
製作会社
ポニーキャニオン作品(製作協力*タイムズ・イン/企画協力*TRiMMiNG)


[c]キネマ旬報社