爆弾を抱く女怪盗:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
爆弾を抱く女怪盗
爆弾を抱く女怪盗
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爆弾を抱く女怪盗

1960年2月7日公開、79分、アクション
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土居通芳・大貫正義の共同脚本を、「婦系図 湯島に散る花」の土居通芳が監督したアクション・ドラマ。撮影も同じく「婦系図 湯島に散る花」の森田守。

ストーリー

暗夜を西下する急行“銀河”。鉄道公安官・朝倉伸男は網棚からボストンバッグを抜き取ろうとしている二人連れの置き引きを取り押えようとしたが、美貌の女にさえぎられた。不思議なことに女の手にボストンバッグが握られていた。それを被害者の東洋貿易専務・吉沢文雄にかえした朝倉は女を取り調べるため乗務車掌室に入ったが、麻薬をかがされ逃げられてしまった。朝倉は責任をとって辞表を出した。その夜、芝浦海岸の東洋貿易が襲われた。その一団を指揮していたのが謎の女だった。かねてから密輸のうたがいで張り込んでいた朝倉はその女に不二ホテルへつれ込まれた。そこで謎の女を首領にしたこの一団が東洋貿易社長・立花竜太郎の仕事を妨げるため暗躍していることを知った。興味を持った朝倉はすすめられるまま協力することとなった。立花は取り調べの刑事に五千万円相当のダイヤを奪われたと申し立てたが実はダイヤは地下の秘密金庫にあった。その夜、このダイヤを秘密裏に神戸に送るトラックが襲われダイヤは奪われた。謎の女の一団だった。ところが翌朝ダイヤはふたたび立花の手に返った。一団の一人島崎の裏切からだった。その島崎が殺された。警察の追求をのがれるため山小屋にひそんだ時、朝倉は彼女が元北支開発の副総裁だった三ノ宮伯爵令嬢・雅子であることを知らされた。父を殺し三ノ宮家の財産を横領した元執事の立花に復讐しようとしていたのだ。これをたすけたのが立花の秘書に入り込んだ星野久美だった。不二ホテルを密輸の巣と密告して外国に脱れんとする立花一味の動きを知った雅子はヘリコプターで城ヶ島に向った。そして逃亡寸前の立花らをとらえたが不覚にも拳銃を奪われてしまった。ダイナマイトをくくりつけられた雅子と久美のあわやという一瞬、巡視艇に乗った朝倉がかけつけ、立花一味はとらえられた。

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作品データ

製作年
1960年
製作国
日本
配給
新東宝
初公開日
1960年2月7日
上映時間
79分
製作会社
新東宝映画
ジャンル
アクション


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