見当違い大当り:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
見当違い大当り
見当違い大当り
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見当違い大当り

1928年公開
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「花嫁歓迎」「我等のサリー」等と同じくシャーリー・メイスン嬢の主演する映画。スティーブン・クーパー氏が原作を書き且つ自ら脚色したものを、新顔のモーリス・マーシャル氏が監督している。メイズン嬢の相手役は、「ゴリラ(1927)」「地下鉄サディー」等出演のガストン・グラス氏と「大学の花形」等出演のベン・ターピン氏とである。その他、ライオネル・ベルモア氏、フローラ・フィンチ嬢、アーマンド・カリス氏等も出演。

ストーリー

トム・パワースは俳優のバッド、小説家のジミー、芸術家のタビーと4人して貧しい生活を続けていた。がある日トムが、ニュウ・ジャーシーにあるクリフォード・ラスバーンの留守宅を管理することになって以来、4人は薮睨みの料理人ロドニー・シンクレアと共にその邸宅に移り住むことになった。クリフォードは己れの許婚、金持の自動車製造業のサイラス・ダッドの娘パトリシアに会いにパーム・ビーチへ出かけたのであった。が、パトリシアは彼を嫌い彼との結婚から逃れるために家出してニューヨークに赴きエレヴェーターの女運転手を志願した。彼女はそこでトムと知り合いになり、ある日彼れのいざなう侭に、彼ら4人の集いに入り、冬の楽しい生活を送った。やがてパトリシアとトムとの恋は深くなり、2人は結婚した。その後、トムは始めてパトリシアの素性を知ったのであるが、彼は彼女の財産を目当てとしたと思われはしないかと懸念に堪えなかった。その内に、トムの発明に腐心していた自動車えの塗布液が、ある時ロドニーの過失から、偶然に発見せられた。パトリシアはそれを己れの父に高価な値段で売り込み、夫を富ませ様と考え、両親を呼び迎えた。斯くてパトリシアとトムとは主人顔をし、バッド、ジミー、タビーの3人は召使や女中に扮してお客の接待に努めた。彼らは自分たちが金持であることを両親に示して、塗布液の売り込みを容易くしようと考えたのである。が、その夕食の最中に、当の邸の主人クリフォードが帰って来た。そのためにここに一騒動が持ち上がる。がやがてすべてはトムの友人たちの手によってことなきを得、パトリシアの売り込みも成功し、彼女は晴れてトムと抱き合う様になる。

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作品データ

原題
The Wife's Relations
製作年
1928年
製作国
アメリカ
配給
スター・フィルム社
初公開日
1928年
製作会社
コロムビア映画


[c]キネマ旬報社