劇場の殺人:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
劇場の殺人
劇場の殺人
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劇場の殺人

1936年公開
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「曲馬団殺人事件」「ミイラの殺人」同様ワーナー・オーランド主演映画で「夜の鍵」「黒猫」のボリス・カーロフが相手役を勤めて、キー・ルーク、シャーロット・ヘンリー、トーマス・ベック等が助演する。監督はブルース・ハンバーストーンが当たった。

ストーリー

カリフォルニア州の精神病院に収容されている患者グラヴェルは新聞で妻であったオペラ歌手リリーの写真を見ると、暴れ出した上脱走してしまう。チャーリー・チャンが呼ばれて彼の行方を探すことになった。劇場を訪れたチャンはリリーが何者からか「お前の命は今夜限りだ」と書いた脅迫状を受け取ったことを知る。警戒厳重な劇場の楽屋へグラヴェルはいつの間にか忍び込み、歌手ルクレシア・バレリに話し掛けた。狂人現るとの報に一同は色を失ったが彼の姿はそのまま見えなくなる。ルクレシアは同座の歌手バレリの妻であるが、夫がリリーと親しいのを見て嫉妬の念に燃えていた。舞台では歌劇「ファウスト」が演ぜられている。バレリが楽屋でメフィストフェレスの扮装をしていると、グラヴェルが現れ彼を倒しメフィストの衣装を着て立ち去った。次の幕で昔オペラの歌手だったグラヴェルはリリーの相手をして歌った。ところが舞台ではリリーが本当に小刀で刺されて命を失った。同時に楽屋でバレリの死体が発見され大騒ぎとなる。二人を殺した男はメフィストになった男ということになり、チャンはもう一度その場を実演させることにした。今度はルクレシアがリリーの代役をした。やがてどこからかメフィストが現れ腰の小刀を出してルクレシアを殺そうとする時、官憲は彼を射殺した。しかしグラヴェルの死体を調べたチャンは小刀に付いている血が、実は油であるのを知って、二人を殺したのはグラヴェルではないと実証する。しからば犯人は何者か?

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作品データ

原題
Charlie Chan at the Opera
製作年
1936年
製作国
アメリカ
配給
フォックス支社
初公開日
1936年
製作会社
20世紀フォックス映画


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