嵐が丘(1985):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
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嵐が丘(1985)
嵐が丘(1985)

嵐が丘(1985)

1996年8月24日公開,130分
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エミリー・ブロンテの『嵐が丘』を30年代フランスの片田舎に置き換えて映画化した異色の文芸ドラマ。監督はヌーヴェルヴァーグの旗手のひとり、「北の橋」「ジャンヌ」(二部作)のジャック・リヴェット。脚本はリヴェットと、「美しき諍い女」「ジャンヌ」のパスカル・ボニツェール、フランソワ・トリュフォーの右腕だったシュザンヌ・シフマンの共同。撮影は「書かれた顔」などの名手レナード・ベルタ。美術は「ジャンヌ」のマニュ・ドゥ・ショヴィニー。音楽はブルガリアの民族音楽を集めたアルバム『Les mysteres des voiz borgares(ブルガリアン・ヴォイス)』から3曲が使用されている。出演は本作のためにオーディションで選ばれた若手のキャストが中心で、共演はサンドラ・モンテギュ、「日曜日が待ち遠しい」「さよなら子供たち」のフィリップ・モリエ・ジュヌーナほか。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

1931年、南仏。地主の旧家“嵐が丘”では家長の死後、長男のギョーム(オリヴィエ・クリュヴェリエ)が養子ロック(リュカ・ヴェルヴォー)を邪険に扱い、使用人同然の身分に格下げしていた。ロックを愛する妹カトリーヌ(ファビエンヌ・バー)はそんな兄に反発し、ロックと二人で家出する。途中猟場の罠に足を挟まれて怪我したカトリーヌは、近くに住むブルジョワのランドン家に身を寄せる。元々孤児のロックはランドン家に入ることを許されず、“嵐が丘”でギョームに苦しめられながら彼女の帰りを待つ。上流階級に接して見違えるほど美しくなったカトリーヌに、ロックは自分との間に深い溝ができたことを感じる。革命記念日のパーティーでランドン家の息子オリヴィエ(オリヴィエ・トレス)と娘イザベル(アリス・ポンシュヴィル)が“嵐が丘”に招かれるが、ロックは些細なことでオリヴィエに殴りかかり、ギョームに納屋に閉じ込められる。そしてロックは姿を消した……三年後、ランドン夫妻の没後、オリヴィエとその妻になったカトリーヌが当主になり、イザベルと“嵐が丘”の女中でカトリーヌ兄妹の親代わりであるエレーヌ(サンドラ・モンタギュー)と共に暮らしていた。そこに立派な身なりに身を固めたロックが訪れる。ロックは酒で身を持ち崩したギョームのせいで荒れ果てた“嵐が丘”に投宿し、ランドン家をたびたび訪問する。イザベルはそんな彼に恋心を抱く。ロックと愛をも超越する強い絆で結ばれているカトリーヌだが、彼の真意が理解できずに苦しむ。ロックはギョームの借金を肩代わりして“嵐が丘”を手に入れる。兄嫁にロックとのことを反対されたイザベルは家出して“嵐が丘”に身を寄せる。ロックは自分は財産が目当てなのになぜ家出したと彼女をなじり、彼女を犯す。傷心のイザベルはギョームがロックを殺す計略を立てているのを知って手を貸すが、最後のその時に妨害する。ランドン家ではカトリーヌが部屋に閉じこもり、食事も拒否し、衰弱の末死ぬ。荒れ果てた“嵐が丘”で、ロックは亡きカトリーヌの手が自分を手招きしているのを見る。

作品データ

原題
Hurlevent
製作年
1985年
製作国
フランス
配給
コムストック
上映時間
130分
製作会社
ラ・セシリア=レーン・プロ=フランス文化省作品

[c]キネマ旬報社

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