バタフライ・ラヴァーズ(1996):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
バタフライ・ラヴァーズ(1996)
バタフライ・ラヴァーズ(1996)
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バタフライ・ラヴァーズ(1996)

1996年6月1日公開、103分、恋愛/ファンタジー
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運命に引き裂かれながらも愛し合う男女の悲恋を描くラヴ・ファンタジー。京劇などで知られ、リー・ハンシャン監督版(63)など映画化も多数の古典『梁山伯與祝英台』を、「金玉満堂/決戦!炎の料理人」の才人ツイ・ハークの監督・製作で映画化。脚本はハークとシャロン・ホイの共同。エグゼクティヴ・プロデューサーは「恐怖分子」のレイモンド・チョウ。撮影は「金玉満堂」のピータ・ポウ。音楽は「ラスト・ヒーロー・イン・チャイナ/烈火風雲」のジェームズ・ウォン、クォン・チーレオン、「トワイライト・ランデヴー」のレイモンド・ウォンの共同、美術・衣裳は「恋する惑星」のウィリアム・チョン、編集は「金玉満堂」のマク・チーセン、SFXは新視覚特技工作室がそれぞれ担当。主演は香港の人気アイドル、ニッキー・ウーとチャーリー・ヤンで、女優が男形を演じる歌劇という従来の『梁山伯與祝英台』の映画化パタンを破った新感覚の演出も話題になった。

ストーリー

時は東晋。身分の違う者同士の結婚は許されなかった時代のこと。名家、祝家。娘インこと祝英台(チャーリー・ヤン)のじゃじゃ馬ぶりに手を焼いた両親は、マー族の高級官吏に嫁がせようと男装をさせて大学に通わせた。かつて自分も男装して通った母の口利きで、一人だけ別宅の書庫で寝起きする彼女だが、偶然そこで苦学生のサンこと梁山泊(ニッキー・ウー)と出会う。友情で結ばれた二人だが、ある日インが女であることが知れると、やがてそれは愛に変わった。だがその矢先、出世亡者の父の画策で、政略結婚のためインは実家に呼び戻される。追いかけてきたサンと山中で結ばれるイン。二人は駆け落ちを試みたが失敗。サンは袋叩きにされて追い出され、インは部屋に閉じ込められた。かなわぬ恋の病の中、インの結婚を知ったサンは衰弱して死んだ。インは彼の死を知り、涙を長し続けた。花婿の家へ向かう嫁入り行列。突如吹き荒れる嵐が一行を止め、行く手に梁山泊の墓標が現れた。牛車を飛び出したインは誘われるように墓標へ近づく。その時、地面が割れ、インは愛する男に抱かれるように姿を消した。

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作品データ

原題
梁祝
製作年
1994年
製作国
香港
配給
ビターズ・エンド
初公開日
1996年6月1日
上映時間
103分
製作会社
電影工作室作品
ジャンル
恋愛ファンタジー


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