アメリカン・バイオレンス(1996):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
アメリカン・バイオレンス(1996)
アメリカン・バイオレンス(1996)
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アメリカン・バイオレンス(1996)

1997年1月18日公開、100分、サスペンス・ミステリー
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荒涼たるアメリカの砂漠のハイウェイを舞台に、心病んだ人々が織りなす人間模様をオムニバス風に綴った異色作。監督・脚本は新鋭のマイケル・コヴァート。撮影は「ワイルド・サイド」のシード・ミュタレヴィック。出演は「白い嵐」のジョン・サヴェージ、「裏切」のジェニファー・ティリー、「フリーライド」のブライアン・ジェームズ、『ビバリーヒルズ高校白書』のルーク・ペリー、「ケーブルガイ」のエリック・ロバーツ、「カウガール・ブルース」のキャロル・ケイン、「パンサー」のジェームズ・ルッソ、「カジノ」のジョー・ヴィテレリ、「フラッシュ・ゴードン」のサム・J・ジョーンズほか、個性的な脇役俳優が顔をそろえる。

ストーリー

アメリカ。とある砂漠のハイウェイ。強力掃除機のセールスマン・ドワイヨン(ジョン・サヴェージ)は、実は連続殺人鬼。話を聞いてもらった暇な客たちは、皆砂漠の墓に埋葬される。自殺癖のやまない鬱病青年のジョニー(ルーク・ペリー)は、幼い頃からサディストの兄に虐待され続け、ついに殺人請負人(サム・J・ジョーンズ)を雇うが、相手はなかなか殺してくれないばかりか、兄と一緒に虐待を続ける始末。女主人ヘレン(キャロル・ケイン)が切り盛りする砂漠のカフェテリア・レッズカフェ。失業中の会計士マーティン(エリック・ロバーツ)は、わめき立てる妻子を連れてハイウェイを迷走後、カフェにたどりつくが、財布はカラ、いっそ強盗を思いつく。二人組のイタリア・マフィア、ジーノ(ジョー・ヴィテレリ)とハーブ(ジェームズ・ルッソ)は人質の警官をトランクにつめたまま、カフェへやってくる。同じように黒人ギャング・コンビ、モンドとオマールもカフェへ。銀行強盗カップルのソニーとシンディもやってきた。いわくつきの彼らが期せずしてカフェに結集、誰も気づかないまま、危険が迫る。さて、ドワイヨンは一風変わった女・パティ(ジェニファー・ティリー)と意気投合。なんと彼女は連続セールスマン殺人犯だった。二人が対峙したと同じ頃。ジョニーは兄たちが連れて来た女性を犯して殺そうとするのを見て、決意する。レッズ・カフェ。ジーノらの車のトランクに、人質の警官を発見したハイウェイ・パトロールが、銃を手に店へ飛び込む。次の瞬間、店内にいた彼らは一斉に銃を取り出す。銃声がこだまし、修羅場が展開。マーティンと追ってきた彼の妻は絶叫、だが彼らだけではなぜか無事。その場から立ち去ったマーティンになぜか気力がよみがえる。ジョニーは兄たちを彼らの銃を奪って殺し、女を救い、変わった自身に驚く。そして、ドワイヨンとパティの殺人犯カップルは、ドワイヨンの故人墓地で優雅に踊り続ける…。

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作品データ

原題
American Strays
製作年
1996年
製作国
アメリカ
配給
日本スカイウェイ
初公開日
1997年1月18日
上映時間
100分
製作会社
キャンド・ピクチャーズ(ハーモニー・ゴールド・ピクチャーズ提供)
ジャンル
サスペンス・ミステリー


[c]キネマ旬報社