眩惑三味:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
眩惑三味
眩惑三味
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眩惑三味

1927年公開
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ヘイゼル・リヴィングストン女史が新聞に連載した小説を映画化したもので、ジェームズ・ケヴィン・マッギネス氏が脚色し、「サイベリア」「明け行く魂」と同じくヴィクター・シェルツィンゲル氏が監督している。主役は「憧憬の彼方へ」「猿は語る」出演のオリーヴ・ボーデン嬢で、相手役を新進のクリフォード・ホランド氏が務め、「モガ地獄」のマーガレット・リヴィングストン嬢、ベン・バード氏、ウォルター・マッグレイル氏などが助演する。

ストーリー

ニューヨーク市から河一重隔てた郊外の貧乏人の住む町にマートンの一家が暮している。老夫婦は貧しい生活の中から姉娘のローズメリーを大学に通わせた。彼女は妹のエルシーとは反対なモダンタイプで、中途で大学を退き、両親の意見に反対し大都会へ飛び出して、ある画房のセールスガールとなった。やがて朋輩ニナの紹介により「秘密のステュディオ」と呼ばれているラリー・ケインのアトリエへ出入する様になり、ラリーのモデルとして雇われた。そこでローズメリーはスローン・ホイットニーと知り合いになった。彼は彼女の美と純真さに心ひかれ、又ラリーの人となりを知ることとて、彼女にそれとなく注告することもあった。やがて2人は恋する間となった。それを知ったラリーは嫉妬から2人に復讐せんと計り、知らぬ間にローズメリーの裸体画を作り、画家の舞踏会の席上で公開した。その恥辱からローズメリーは再び世間に顔向けが出来なくなった。彼女は自らラリーの許に赴き、事実無根の取消しを迫った。が、却って彼女はラリーの暴力の下に危くなった。その時、同じくこのアトリエを訪れたのがスローンである。スローンは彼女の危機を救った。そしてラリーに謝罪状をしたためさせた。斯くて暗雲は晴れ、恋する2人に新たなる生活が始まることとなった。

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作品データ

原題
The Secret Studio
製作年
1927年
製作国
アメリカ
配給
フォックス支社
初公開日
1927年
製作会社
フォックス映画


[c]キネマ旬報社