無国籍の男 血の収穫:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
無国籍の男 血の収穫
無国籍の男 血の収穫
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無国籍の男 血の収穫

1997年6月14日公開、94分
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40歳を迎えた男が、自分の居場所を求めて模索する姿を描いた新感覚のフィルム・ノワール。監督は「鬼火」の望月六郎。脚本は「傷だらけの天使」の丸山昇一。撮影は田中潤が担当している。主演は「新・悲しきヒットマン」に続いて望月とは2度目の顔合わせとなる「チンピラ」の石橋凌。

ストーリー

通称ピノキオと呼ばれている黒木慎矢は、6年前まではニューヨーク在住の商社マンだったが、大学時代にならしたボクシングの腕前と東大卒業という頭脳を見込まれ、イタリアン・マフィアのゼペット・ファミリーにスカウトされた。しかし、慎矢はその組織を裏切って、日本へと戻って来る。今は、ゼペット・ファミリーのかつての仲間から命を狙われており、FBIはゼペット潰しのために慎矢の身柄を保護して証言台に立たせようと、彼の行方を捜し回っていた。久しぶりの東京を満喫していた慎矢は大学のボクシング部を訪ね、今は亡き大学時代のライバルの息子・大介が営むリバーサイドのカフェで、大介に昔語りをする。ある日、慎矢は大介の店で理律という美しい女に出会い、ミステリアスな彼女に魅かれていった。その頃、慎矢の高校時代の同級生である警察庁警備局外事一課の青木は、FBIからの要請により慎矢の置かれた状況を知り、その意外な音信に愕然とする。慎矢は東京でも仕事を始め、ニセブランドで巨額の利益を得ている台湾マフィア・義龍団に、盗んだデザインのパターン画を5000万円で取り引きしようと彼らに接触した。しかし、取り引きはなかなか成立せず、ゼペット・ファミリーが送り込んだ殺し屋が着実に慎矢を死角へと追いつめていく。慎矢が理律とレストランで食事をしている時に、ついに殺し屋が慎矢へと発砲した。慎矢は一瞬怯んだが、気づくと隣の理律が殺し屋に向かって銃を構えている。実は理律はFBIの捜査官だった。慎矢は理律からも逃げ、義龍団との取り引きの場所に向かう。そして、無事に取り引きを成立させ、慎矢は再びひとりで、ここではないどこかに向かって歩いていった。

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作品データ

製作年
1997年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1997年6月14日
上映時間
94分
製作会社
東映ビデオ作品(製作協力*セントラル・アーツ)


[c]キネマ旬報社