ザ・ウィナー:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ザ・ウィナー
ザ・ウィナー
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ザ・ウィナー

1998年6月13日公開
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ラス・ヴェガスを舞台に、賭けの天才の純真な男をめぐる人間模様を描いた一編。監督は「エル・パトレイロ」「デス&コンパス」のアレックス・コックス(端役で出演も)。新鋭の脚本家ウェンディ・リズが自身の戯曲を基に脚本を執筆。プロデューサーによる再編集版が欧米では公開されたが、日本のみコックス自身によるオリジナル・ディレクターズ・カット版での上映。製作は「アマゾン」などのケネス・シュウェンカー。製作総指揮は「ブラックアウト」のマーク・デイモンと、主演女優のレベッカ・デモーネイ(「ストレンジャー」)。撮影はデニス・マロニー。音楽はコックスとはデビュー作の「レポマン」、「シド・アンド・ナンシー」「ストレート・トゥ・ヘル」で組むプレイ・フォー・レイン。美術のセシリア・モンティエル、編集のカルロス・プエンテは「デス&コンパス」でも組んだ彼の作品の常連。衣裳は「リアリティ・バイツ」のナンシー・シュタイナー。主演は「草の上の月」などのヴィンセント・ドノフリオ、共演は「フェイク」のマイケル・マドセン、「身代金」のデルロイ・リンド、「スリング・ブレイド」のビリー・ボブ・ソーントン、「ザ・プロデューサー」のフランク・ホェーリーほか、個性派がそろう。

ストーリー

ラス・ヴェガス。日曜日ごとに賭けに勝ち続ける不思議な男、フィリップ(ヴィンセント・ドノフリオ)の周囲に群がる有象無象の人間たち。カジノの二流歌手ルイーズ(レベッカ・デモーネイ)は、街の顔役のキングマン(デルロイ・リンド)から抱えた借金を返すため、フィリップを誘惑。キングマンの手下でカジノを仕切るジャック(ビリー・ボブ・ソーントン)も抱き込んで、フィリップの勝ち金を奪う算段だったが、いつしか純真なフィリップにほだされるルイーズ。街のチンピラ、ジョーイ(フランク・ホェーリー)もそんな彼に魅了されてしまう。運命の日曜日。フィリップはルイーズのためにキングマンから借金。金を持ち逃げしようとしたルイーズだが、彼への愛のために戻った。賭けに挑むフィリップ。そこでルイーズ、ジャック、ジョーイは鉢合わせ。銃声が響き、ルイーズをはじめ皆が倒れた。悲しみに沈むフィリップはゴールドコインを手に、最後の賭けに挑むのだった。

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作品データ

原題
The Winner
製作年
1996年
製作国
アメリカ
配給
ギャガ・コミュニケーションズ=ケイブルホーグ
初公開日
1998年6月13日
製作会社
ケネス・シュウェンカー・プロ


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