同居人 背中の微かな笑い声:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
同居人 背中の微かな笑い声
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同居人 背中の微かな笑い声

1998年2月7日公開、92分、サスペンス・ミステリー
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やり手の初老のビジネスマンの家に才能を見込まれて同居することになった青年の恐るべき正体とその目的を描いたスリラー。監督は『ウィスパーズ』(V)などテレビ映画を手掛けるカナダ出身のダグラス・ジャクソン。脚本はケヴィン・ベルンハルト。撮影はロドニー・ギブソンズ。音楽はアラン・リーヴス。出演は「コピーキャット」はウィリアム・マクナマラ、「評決のとき」のドナルド・サザーランド、「薔薇の素顔」のレスリー・アン・ウォーレンほか。テレビ映画として製作されたが、日本では劇場公開された。

ストーリー

ボストン。株式ブローカーのテッド(ドナルド・サザーランド)は新たなパートナーのジェレミー(ウィリアム・マクナマラ)に深い信頼を抱くようになった。ジェレミーの経済的な苦境を聞いたテッドは自宅の空き部屋を間貸しを提案。美しい妻サンディ(レスリー・アン・ウォーレン)と養子のクリスともうまが合いそうでなんの不安も見えなかったが、移ってきた当初からジェレミーは同伴していた人妻と部屋で激しくセックスしたりと徐々に不穏な素顔をのぞかせはじめる。養子で生みの母親を知らないというジェレミーに同情するサンディ。実は彼女はかつて10代の頃に里子に出した子供がいたのだった。その矢先、妊娠していたサンディは流産。同時にテッドのオフィスも司直の捜査の手が入るなど、幸福だった家族に暗雲がたちこめる。すべてはジェレミーの仕業だった。なんと彼はサンディがかつて生んだ実の息子だったのだ。里子に出された先で養父に犯されたりと辛酸をなめたジェレミーは、その後養父母を焼き殺し、自分を捨てた実の母親への復讐を誓って生きてきたのだった。ジャグージでクリスも犯し、テッドも殺したジェレミーはサンディに迫るが、すんでのところでクリスによってジェレミーは倒された。

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作品データ

原題
Natural Enemy
製作年
1997年
製作国
アメリカ
配給
日本ヘラルド映画
初公開日
1998年2月7日
上映時間
92分
製作会社
HBOピクチャーズ=ファインライン・フィーチャーズ作品
ジャンル
サスペンス・ミステリー


[c]キネマ旬報社