恋の手ほどき(1933):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
恋の手ほどき(1933)
恋の手ほどき(1933)
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恋の手ほどき(1933)

1933年公開
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「坊やはお休み」に次ぐモーリス・シュヴァリエ主演映画で、同じくノーマン・タウログが監督に当たったもの。「坊やはお休み」の脚色をしたベンジャミン・グレイザーが「地方検事」の脚色者ジーン・ファウラーと共同してシュヴァリエのために書き下ろした台本に「響け応援歌」の共同脚色者クロード・ビニヨンとフランク・バトラーが台詞を追加し、撮影は「坊やはお休み」「戦場よさらば」のチャールズ・ラングの担任。助演者は「暗黒街の顔役(1932)」「群集の喚呼」のアン・ヴォーザーク、「坊やはお休み」「極楽特急」のエドワード・エヴァレット・ホートンを始め「バッド・ガール」のミナ・ゴンベル、「密林の王者」のニディア・ウェストマン及びシドニー・トーラー、「ナイトクラブの女」のブランシュ・フレデリシ、アーサー・ハウスマン、アーサー・ピアソン等である。

ストーリー

―花の都巴里―フランソワは恋愛相談所長ビビ先生に雇われている助手である。彼は午前中はビビのためにサンドウィッチ・マンを勤めて巴里の盛り場を歩き回る。午後はビビの店で顧客の望むままに、世界各地の名勝を背景にした写真を撮したり、人工燈で日焼けさせてやったりして日を暮らしていたが、彼の野心はガイドになることであった。彼はある日ナイフ投げのペドロの的になるマドレイヌという娘に遭った。ペドロは彼女の保護者であったが、つねに彼女を虐待するので、マドレイヌは逃げ出し、フランソワに救われて彼の家に引き取られる。フランソワはアメリカ人の作曲家ジョーやムーラン・ルージュに勤めるスザンヌなどと一緒にピエールの安アパートを借りているのである。ビビの妻ロザリイの姪アネットが夫を求めて、田舎から出て来る。ロザリイはアネットをフランソワと結婚させようと計る。彼女はフランソワがマドレイヌと恋仲らしいのを察して、マドレイヌに彼を愛しているのなら彼の幸福の邪魔をするなと言いに行ったので、マドレイヌはフランソワに愛想づかしを言ってペドロの許へ帰って行った。フランソワはガイドに採用されて、マドレイヌと結婚するつもりでいた所へ、彼女に去られて悲しみ沈んでいたが、ビビは彼を慰めるために酒をすすめ、二人は酔った元気でマドレイヌを探しに行く。途中でフランソワはレスリングの飛び入り試合をしなければならない破目になったが、幸運にも勝利を占めて200フランの賞金を貰った。そしてペドロのナイフの的になっているマドレイヌに再会した時、彼はペドロを叩きつける事ができた。かくて、フランソワとマドレイヌとは初めて楽しい恋を囁く身となった。

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作品データ

原題
The Way to Love
製作年
1933年
製作国
アメリカ
配給
パラマウント支社
初公開日
1933年
製作会社
パラマウント映画


[c]キネマ旬報社