恋の行末:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
恋の行末
恋の行末
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恋の行末

1930年公開
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「上海夜話」「悩める灯台」に次ぐメアリー・ノーラン嬢主演映 画で、ウィリアム・R・ドイル氏作の舞台劇「カーニバル」に基づいて前記2映画の脚色者ウィニフレッド・リーヴ女史と「娘喜べ水兵上陸」「赤熱のスピード」のマット・テイラー氏とが脚色並びに台詞を担当し、「タランガ」のルイス・D・コリンズ氏が監督し、「ネル・ギン」「ロモラ」のロイ・オヴァボー氏が撮影した。助演者は「最敬礼」「コケット」のウィリアム・ジャニー氏、「アリバイ」「ファジィ」のメイ・ブッシュ嬢、ラルフ・ハロルド氏、ジョージ・アーヴィング氏及びクレア・マクドウェル嬢である。

ストーリー

安っぽい見世物のダンサーをしているヘレン・ハーバートは味気ない生活を嫌い、ダンサー仲間のメイに早くこの社会から抜け出したいとこぼした。メイはいったんこの社会に入った者は到底世間の仲間入りはできないと忠告したがある時ヘレンは親方のブラッキーの油断を見すまして小屋を逃げ出し当て所もなく歩き始めた。行き合わせたのが休暇で帰省しようとする大学生のボビー・スペンサーで、彼は親切に自分の自動車で停車場に送ってやろうとしたが話を聞くとまるっきり当てがないとの事でアパートメントを借りてやった。ヘレンに恋したボビーは毎日のように訪ねて来ては結婚を申し込んだが、自分の暗い過去を思えば青年の乞いを容れることはヘレンにはできなかった。ヘレンの行方を突き止めたブラッキーが戻ってくるように頼んだ時、彼女は恋人を得たから帰るのは嫌だといった。次にダンサーたちが訪ねて来た時ボビーが来合わせヘレンの友達が野卑であるのに眉を曇らせたが、ヘレンの告白を聞くとボビーは尚更結婚を主張するのだった。そこにブラッキーが酔っ払って来てヘレンは俺の情婦だといったのでボビーは彼を投げ出した。そして明日結婚しようと彼はヘレンに申し渡した。この結婚はボビーの家庭を不和にし、また彼の前途を誤るに相違ないと悟ったヘレンは黙ってブラッキーの許に帰ってしまった。ボビーは跡を追って来たがヘレンは姿を見せなかった。その代わりにボビーの父と会って父が結婚に反対であると聞いたヘレンは、軽気球からパラシュートで飛び降りる冒険軽業を自ら引き受け故意にパラシュートが開かないようにして1000フィートの高空から飛び降りた。

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作品データ

原題
Young Desire
製作年
1930年
製作国
アメリカ
配給
大日本ユニヴァーサル社輸入
初公開日
1930年
製作会社
ユニヴァーサル映画


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