セカンドチャンス(1999):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
セカンドチャンス(1999)
セカンドチャンス(1999)
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セカンドチャンス(1999)

1999年11月27日公開、116分
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職業の異なった20代、30代、40代の女性それぞれに訪れた人生における二度目のチャンスを、オムニバス形式で描いたドラマ。監督は、エピソードIとIIIを「人間椅子」の水谷俊之が、エピソードIIを「のぞき屋」の富岡忠文が担当。脚本は、エピソードIに「コキーユ 貝殻」の山田耕大、エピソードIIに『春のスペシャル 愛が叫んでいる』の櫻井武晴、エピソードIIIにこれが『パクリだ!』の大石哲也と二岡文哉。撮影に「プープーの物語」の村石直人があたっている。主演は、エピソードIに「あつもの」の清水美砂、エピソードIIに「東京日和」の鈴木砂羽と橋爪功、エピソードIIIに「ユキエ」の倍賞美津子と「生きたい」の柄本明。

ストーリー

【エピソードI】何事にもマイペースで将来の展望も何もない青島に見切りをつけ、別れた筈の華。しかし、心の中では今でも彼のことを引きずっていた。そんな彼女が勤務するレンタル・ブティック店に、ある日、美登利という若い女性がウエディングドレス選びにやってきた。ところが、なんと彼女は青島の婚約者だったのである。複雑に揺れる感情を抑え、職務を全うする華。だがその夜、親友の恵利子を誘って飲みに出かけた彼女の前に青島が現れ、愛の告白をした。実は、今日の出来事は青島と華を結婚させようとみんなで仕組んだことだったのだ。突然のことに戸惑いを隠せない華は、しかし素直に青島のプロポーズを受ける。【エピソードII】運転代行ドライバーの夕理の今夜の客は、彼女がバーのピアニストだった頃の不倫相手・西生だった。ふたりは、夕理の妊娠が原因で5年前に別れていた。夜の道を走りながら、当時の西生の気持ちを確かめようと、借金取りから一緒に逃げてと嘘をつく夕理に、今は妻子がいるのから無理だと答える西生。だが、5年前の彼は確かに夕理と一緒になる覚悟をしていたのだ。真実を知った夕理は、別れ際、西生に1本のカセットを渡される。そこには夕理が演奏した想い出の曲『SOMEONE TO WATCH OVER ME』が入っていた。【エピソードIII】売れない漫才師・天晴三郎こと中島慎太郎は、ある日、結婚披露宴の司会の代役を頼まれ会場へ赴いた。ところが、その日の花嫁はなんと18年前に別れた娘の香奈だったのである。まだ幼かった香奈は慎太郎が父親だとは気づかないが、驚いたのは元妻の雪乃。しかし、今となってはどうしようもない。慎太郎は自分が父親だということを隠し、披露宴の司会を努める。そしてフィナーレ。母への手紙を読み上げるうち感極まった香奈は代読を慎太郎に頼むが、そこには芸人になる夢を追いかけて家を出ていった父への想いが綴られていた。こうして、思いがけず娘の披露宴に出席できた慎太郎。しかし、彼は父娘の名乗りをあげないまま芸人の世界に帰っていく。

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作品データ

原題
Second Chance
製作年
1999年
製作国
日本
配給
東映=シネカノン
初公開日
1999年11月27日
上映時間
116分
製作会社
シネカノン(製作協力 ケイファクトリー)


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