ゴースト・ドッグ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ゴースト・ドッグ
ゴースト・ドッグ
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ゴースト・ドッグ

1999年11月27日公開、116分
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武士道を心の糧に生きる一匹狼の殺し屋の姿を描いたドラマ。監督・脚本は「デッドマン」「イヤー・オブ・ザ・ホース」のジム・ジャームッシュ。製作はリチャード・ゲイとジャームッシュ。撮影は「デッドマン」などジャームッシュの常連ロビー・ミューラー(「奇跡の海」)。音楽はヒップホップ界の雄RZAで映画音楽は本作が初めて(特別出演も)。美術は「デッドマン」のテッド・バーナー。編集はジャームッシュの常連ジェイ・ラビノヴィッツ。衣装はジョン・A・ダン。出演は「フェノミナン」「微笑みをもう一度」(監督のみ)のフォレスト・ウィテイカー、「リアル・ブロンド」のジョン・トーメイ、「ホッファ」のクリフ・ゴーマン、「エンド・オブ・バイオレンス」のヘンリー・シルヴァほか。

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ストーリー

ニューヨーク。一匹狼の殺し屋ゴースト・ドッグ(フォレスト・ウィテイカー)は、日本の武士道精神を語った古典『葉隠』を座右の書に、とある古ビルの屋上で伝書鳩だけを友としてひっそりと生きていた。彼は若い頃、自らの命を救ってくれたイタリア・マフィアの幹部ルーイ(ジョン・トーメイ)を主と仰ぎ、彼に忠義を尽くしていた。今回の彼の標的はルーイのボス、ヴァーゴ(ヘンリー・シルヴァ)が溺愛するひとり娘ルイーズ(トリシア・ヴェッセイ)に手を出したファミリーの一員ハンサムフランク(リチャード・ボートナウ)。今回もみごとに相手を仕留めた彼だが、同じ部屋には街を去ったはずのルイーズが。彼は彼女に手は下さずに去った。翌朝、ルーイはヴァーゴの隠れオフィスに呼ばれ、ヴァーゴの右腕のソニー(クリフ・ゴーマン)からファミリーの身内であるフランクを消した下手人を始末しろと命令される。巻き添えを食った人間が続いたが、ある日、ゴースト・ドッグが帰ると、飼っていた鳩たちが無残に殺されていた。復讐を決意した彼はルーイに接触。彼自身も今では命を狙われる身で、当面の敵はソニーだとわかった。そんなゴースト・ドッグの心の安らぎは、言葉は通じないがなぜか気が合うアイスクリーム屋のレイモンと、公園で出会った少女パーリーン(カミール・ウィンブッシュ)だけだった。ヴァーゴらが拠点を森の奥の屋敷に移したことを知ったゴースト・ドッグは、セールスマンに化けてそこに乗り込み、ヴァーゴ以下相手を一挙に倒し、ソニーも始末した。ことが済むと、ゴースト・ドッグはレイモンを訪ね、身の回りの品を入れたスーツケースを彼に託した。やがてやってきたパーリーンに、ゴースト・ドッグは自分の『葉隠』を渡した。そこにルーイが現れた。ゴースト・ドッグは抵抗せず、彼の銃弾を受けて倒れた。それが彼の主に対する忠義だった。しばらく後、『葉隠』を読みふけるパーリーンの姿があった。

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作品データ

原題
Ghost Dog: The Way of the Samurai
製作年
1999年
製作国
アメリカ 日本 フランス ドイツ
配給
フランス映画社配給(日本ビクター=テレビ東京=フランス映画社提供)
初公開日
1999年11月27日
上映時間
116分
製作会社
プライウッド・プロ作品(日本ビクター=バックフィルムズ=レ・ステュディオ・カナル・プリュス提供/製作協力*パンドラ・フィルムズ=ARD=デゲト・フィルム)


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