ケヴィン・スペイシー
Lester Burnham
レスターの妻の浮気相手である不動産王に「あなたが寝てる間に…」の個性派P・ギャラガー。いかにもスケベそうな雰囲気を全身から漂わせた、いけすかない男を好演。
※結末の記載を含むものもあります。
99年度アカデミー賞作品賞など全5部門受賞の話題作。中年男が娘の友達に恋したことから巻き起こる騒動と家族の崩壊をシニカルに綴る。
Lester Burnham
Carolyn Burnham
Jane Burnham
Ricky Fitts
Angela Hayes
Buddy Kane
Colonel Frank Fitts
字幕
監督
製作
製作
脚本
撮影
音楽
音楽監修
美術
編集
編集
衣装デザイン
[c]キネマ旬報社
笑えない話ですが暗い映画ではないのでサックリ見れました。万年反抗期の様な自分には少年少女たち特有の不安定な感情は切なかった。 しかし自分はしっかり大人でもあるので大人達、特にキャロリンの家を売れずに泣きじゃくる場面は共感してしまった。 吹っ切れた人の異様な強さやつっかえ棒が外れた人の安堵感やら色々あって私は楽しめました。 ケヴィン・スペイシーが好きだし、リッキー役のウェス・ベントレーも病んだ感じがぞくっとして素敵でした。
私には良かったですね。随分悪く言う人もいましたので、敬遠していましたが、流石アカデミー賞ですよね。ケヴィン・スペイシーは『ユージュアル・サスペクツ』の印象が強くて、いつ影の顔が出てくるのかビクビクして観ていました。 「家族の崩壊」のように言われますが、思春期の娘(息子)のいる家庭では、どこでもそうで、一度崩壊して再生するんですよね。そこが描かれていて良かったと思います。観終わった感じは悪くない。 若者たち3人は、それぞれ今でも活躍しているようで、これもまた良かったです。