ボーン・コレクター|MOVIE WALKER PRESS
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ボーン・コレクター

2000年4月15日公開,117分
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連続猟奇殺人鬼に挑む寝たきりの体の科学捜査の姿を描くサスペンス。ジェフリー・ディーヴァーの同名ベストセラー小説(文藝春秋刊)を「N.Y.殺人捜査線」のジェレミー・アイアコンが脚色。監督は「今そこにある危機」のフィリップ・ノイス。撮影は「フラッド」のディーン・セムラー。音楽はクレイグ・アームストロング。出演は「悪魔を憐れむ歌」のデンゼル・ワシントン、「狂っちぃないぜ!」のアンジェリーナ・ジョリーほか。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

リンカーン・ライム(デンゼル・ワシントン)は全米でも有数の犯罪捜査官だったが、4年前の事故で寝たきりになっていた。パトロール警官のドナヒー(アンジェリーナ・ジョリー)は男の惨殺死体を発見、証拠を残す手際のよさをライムにかわれ、助手に任命される。犯罪現場に残っていたのは奇妙な骨と紙片。それを分析するため、ライムの部屋が科学捜査班の対策本部となる。現場の証拠を元に次の犯罪を予測したライムだが、ときすでに遅く第二の犯罪が行なわれる。犯人は、ライムたちに挑戦しているようだった。無線でドナヒーに指示を送り、二人三脚で事件に挑むライム。捜査線上に浮かんだのは1900年代初頭の出版社のロゴマーク。事件はいよいよ混迷の度を深めるが、ライムは屈せず事件の解決に乗り出すのだった。

作品データ

原題
The Bone Collector
製作年
1999年
製作国
アメリカ
配給
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
上映時間
117分

[c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.5
  • 刹那

    4
    2014/9/14

    ベッドに横になっていても、現場の情報を解析しつつ操作を進めていくところが印象に残る作品でした。もちろん、助手の力あってこそのもの(・ω・)ノ

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  • 晴耕雨読

    3
    2009/5/22

     映画「コピーキャット」では屋外恐怖症で酸素過多呼吸をしてしまう犯罪心理学者がヒロインを演じていましたが、「ボーンコレクター」は犯罪捜査の過程で重症を負った犯行分析捜査官が主人公になります。主人公を演じるのはデンゼル・ワシントンであり、彼は指一本と両肩、脳だけが自由であり、自律神経発作が興奮すると生じるといった設定です。不自由な彼に代わって犯罪現場での乾式にあたりながら成長していく捜査官にアンジェリーナ・ジョリーが扮しており、ベテランの薫陶を受けてプロフェッショナルになっていくスタイルは「羊たちの沈黙」を彷彿とさせます。

     連続殺人犯の90%は20歳~35歳までの白人男性であり、その大部分が技術職である理科系人間であることが、映画「コピーキャット」でヒロインの犯罪心理学者から語られますが、「コピーキャット」の中でのセリフ"切り裂きジャック"の本は"リンカーン"の伝記より、沢山出版されているという例え話も"切り裂きジャック"というシリアル・キラーが解剖学に長けていた理科系人間だったとする映画「フロムヘル」に行き着きます。目立たない感じの良い男がシリアル・キラーであるという先入観念が頭に残った状態で映画を鑑賞していましたが、今回はどうだったのでしょうか(!?)。

     アメリカ合衆国の富の象徴であるワールドトレードセンタービルが健在だった頃の物語。マンハッタンに聳え立つトゥインタワービルを臨むウェストサイドに住むアンジェリーナ・ジョリー捜査官が露天のホットドッグ屋で他の警察官たちと慌ただしく朝食をとるシーンがイーストサイドの住民たちとは違った環境にありながらも懸命にアメリカ合衆国の秩序を守る縁の下の力持ちの存在を痛感させられます。彼女が最初に対面する殺人事件現場はアメリカ合衆国での成功者である不動産王夫婦であることが対照的です。

     アメリカ合衆国は広大な面積を持った国家なので、新築計画もスクラップ&ビルドが中心であり、古い建造物を産業廃棄物処理法をキチンと遵守しながら解体撤去して、更地にした状態で新たな建造物を構築する日本のようなものでなく、地上構築物も地下構造物もスクラップ状態に放置しているのが現実です。南北戦争時代の古い鉄道線路に置き去りにされていた様々な証拠品の中にアスベストがあったのも、アスベストを放置したままの状態で不動産売買によって巨万の財産を築いた不動産王への怒りかもしれません。そして不動産王夫人も耐火被覆として巻きつけられるアスベスト、高熱蒸気パイプの曲がり部分(※建築用語ではエルボー)を利用した高熱蒸気による殺害計画の犠牲となるのです。

     エンドロールで流れる"Don't give up"はステレオタイプの理科系人間がシリアルキラーになってしまったことへの憐憫の歌であり、再チャレンジがあるアメリカ合衆国の懐の大きさを教えているようです。それは…勝利を得るために闘え♪負け犬には誰も目をくれない♪あきらめないで♪誰からも見捨てられた男たち♪どこかに貴方の場所がある♪人生は誰にも辛いのだから♪

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  • えみ

    4
    2008/10/29

    デンゼル・ワシントンとアンジェリーナ・ジョリーのサイコサスペンス。

    謎解きが面白いし、ハラハラドキドキが持続して
    最後まで飽きません。

    セブンに似てます。

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