ロバート・デ・ニーロ
Billy Sunday
米海軍で初の黒人ダイバーとなった実在の兵士の、骨太な半生を描く人間ドラマ。あらゆる困難を克服し、自己の限界に挑戦し続ける主人公の生き様が、胸を打つ感動作。
※結末の記載を含むものもあります。
50年代、黒人青年ブラシアは米海軍に入隊。人種偏見にめげず、鬼教官サンデーのシゴキにも耐えぬいた彼は、晴れて海軍のダイバーに。だが、その後も事故や懲戒処分など、数々の困難が彼の前に立ちはだかる。
Billy Sunday
Carl Brashear
Gwen Sunday
Jo
Mr.Pappy
Snowhill
Captain Pullman
Captain Hartigan
Rourke
Isert
Hanks
字幕
監督
製作
製作
製作総指揮
製作総指揮
脚本
撮影
音楽
美術
編集
衣裳
[c]2000 TWENTIETH CENTURY FOX [c]キネマ旬報社
シャーリーズ・セロン出演作だから観たのだが、米海軍の潜水士の物語であった。
ロバート・デ・ニーロも出演しているが、主役は黒人ダイバー役のキューバ・グッディング・ジュニア。
潜水士は、海中に落ちたりした兵士を助けたり、様々な海中作業を行う海軍兵。
海中で部品組み立て試験、片足切断する事態になっても頑張る黒人ダイバーは、実在した人の伝記とのこと。
シャーリーズ・セロンは、最初は娼婦のような妖麗さであったが、デ・ニーロの妻役も良かった。
この映画製作時(2000年頃)のシャーリーズ・セロンはショートカットの髪型で出演。
ただ、この映画、シャーリーズ・セロン出演場面が少ない。
全体的に「闘う男の物語」であった。
黒人カールの夢は、海軍に入ること。学校帰りに川で泳ぐのが日課である。
ある日父親が地主より不利な条件を出され、人で不足により畑仕事を手伝うことになり、学校へ通えなくなる。
カールが海軍へ入隊する日、両親は見送りをする。父親から、ラジオを渡される。ラジオに刻んである文字は『AFNS』。二度と戻るなと言葉と共に。
カールは、父親に絶対に偉くなると誓い、旅立つ。
夢にまで見た海軍の仕事。彼は、食事係に回される。理由は一つー彼が黒人だから。
黒人たちはひたすら食事を作る。そして、彼等に与えられた楽しみは、海に入れるのは金曜日だけ。カールは、規則を無視し火曜日に海へ潜る。
それに激怒した上官の命令で、白人の一人がカールを捕まえようとするが、カールは泳ぐのが速く、白人が先にばててしまった。
罰として檻に入れられたカールに艦長が、ダイバーへの道を勧める。
カールは黒人で初めて、食事係から一歩前進した。
そしてカールが目指したのは一流のダイバー。カールは養成所への門を叩くが、返事は故郷へ帰れということだけ。
カールに冷たくあたる教官サンデー。しかし彼の熱意を楽しみ、入所を許す。
カールは厳しい養成所での生活を送ることになる。
カールは人種差別に打ち勝つことができるのか。
カールの未来は明るいのか。