007 ダイ・アナザー・デイ|MOVIE WALKER PRESS
MENU

007 ダイ・アナザー・デイ

2003年3月8日公開,133分
  • 上映館を探す

誕生40周年を迎えたシリーズ第20作は、ボンドガールに「チョコレート」のハル・ベリーを迎えた超豪華版。軍事問題を題材にするなど、リアルな舞台設定も話題の一級アクションだ。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

北朝鮮のムーン大佐を暗殺するため、朝鮮半島に潜入したボンド。だが正体を見破られ監禁、14か月後にムーン大佐の部下ザオとの交換で釈放された。ボンドは諜報部員の資格を奪われるが、単身ザオを追ってキューバへ向かう。

作品データ

原題
Die Another Day
製作年
2002年
製作国
アメリカ イギリス
配給
20世紀フォックス映画
上映時間
133分

[c]2002 Danjaq,LLC and United Artists Corporation,ALL Rights Reserved [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.6
  • フジ三太郎

    3
    2020/4/17

    ハル・ベリー、ロザムンド・パイクのアカデミー賞受賞・ノミネート組をボンドガールに起用する超豪華版。
    ただし、ボンドはブロスナンのままで、がっかり。
    監督は NZ のマオリ族出身のリー・タマホリ。作風はジョン・ウーに近い。
    ジョン・ウーの「フェイス・オフ」のパロディみたいな展開もあり。
    設定は「ダイヤモンドは永遠に」をオマージュしたようでもある。今回の敵は北朝鮮らしき某国の軍人。「二度死ぬ」もどきのトリックがあり、「フェイス・オフ」のからくりがある。
    どの登場人物も魅力的である。それは全て、退屈なブロスナン・ボンドが彼らを引き立ててしまうから笑。

    アクションは残念ながら、CGに頼るようになり、興味半減。クライマックスは「ゴールドフィンガー」風。「エアフォース・ワン」のパロディもある。
    ジェット機にハル・ベリーがいると「エグゼクティブ・ディシジョン」を思い出す。ハル・ベリーの主演映画と言ってもいい程の本作。ベッドシーンでは体を上下させるとか歴代ボンドガールと比べ下品ではある。「チョコレート」は未見ながらR指定なので想像は付く。
    盛り沢山なのはいいが、男優陣にこれはというのがあまりいないのが残念。CGに頼りすぎなのも残念。

    次作はボンドがダニエル・クレイグに交代。「ロード・トゥ・パーディション」で、ギャングの親分ポール・ニューマンのドラ息子役を演じた。チンピラ風なのが残念だが凄みはある。MGMをソニーが一時買収し、以後4作「スペクター」までソニーが関わるものの、最新作ではMGMがソニーの支配を抜けたためか、ソニーは関わらない。アクションは原点回帰で、ボンドの体当たりアクションが見られるのはいいと思う。

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告
  • ソウルフルズ‘

    3
    2011/5/5

    やっぱり、主人公が余りにも強すぎるということが、この手の映画の基本だと再認識。
    お気楽にみれるので、よし!

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告
  • ドラエモン

    4
    2009/7/26

    007シリーズ20作目にして、ジェームズ・ボンド役であるピアース・ブロスナン主演第4作が『007ダイ・アナザー・デイ』(2002年イギリス制作)である。この作品は、映像としては最高傑作と言われている。ソ連崩壊後の諜報部員活躍の場は、今度は北朝鮮。現代でも、核保有や長距離弾道ミサイルの発射等、世界を敵に回し、かなり独裁的に活動している国であるが、この作品当時も、同等の位置付けの国として描かれている。今回の作品では、アクションやスケールもさることながら、ボンドが死んでしまうのでは?と思われるシーンが多い。タイトルも、゛Die Another Day゛(「死ぬのは、また今度」の原意から「まだ、死ぬわけにはいかない」の意味)となっている通り、北朝鮮に潜伏し、独裁者の息子ムーン大佐を暗殺しようとするのだが、殺害後に捉えられ拷問にかけられ、瀕死となる。この複線には、西側スパイの中に、裏切り者(諜報部員のミランダ(ロザムンド・パイク))がおり、そのために、暗殺計画等が筒抜けとされてしまっていたことによる。この失敗により、西側が確保していた重要にして凶悪テロリスト・ザオ(リック・ユーン)と、人質交換に応じなければならなくなり、ボンドは「00(殺しのライセンス)」を剥奪されてしまう。
     今回も、多くの驚嘆する兵器や素晴らしい映像等が展開する。先ず、敵側である北朝鮮のムーン大佐(ウィル・ユン・リー)は、フェンシングの達人にして、アフリカのダイヤモンド鉱石を牛耳るドンでもある。また、ムーン大佐は、自分の命の危険に対して、遺伝子操作で別人に自分自身を移植して他人を作り変える遺伝子移植機関の運営もしている。これにより、ボンドに一度は殺害されるが、ダイヤモンドの富豪卸商グスタフ・グレーヴス(トビー・スティーブンス)に生まれ変わって、活動するのである。「グスタフ」とは、ドイツ語で「神の助け」を意味する。宇宙にも、「イカルス」という、太陽光集積による熱線ビーム砲を備えた衛星を所有し、宇宙から朝鮮の38度線にある地雷原を攻撃し、北朝鮮軍の南下を支援したり、アイスランドの氷の宮殿を攻撃したりする。ボンド側も、素晴らしい映像が多い。まず、オープニングでは、巨大な波の中から、サーフィングする3人の諜報部員が出現する。これは、ハワイのマウイ島沖で撮影されたものであるが、これ程巨大な波は1年に数度しか現れないと言う代物で、このサーフィングが実に勇壮で感動的なうまさなのである。そして、今回登場するボンドカーは、「アストン・マーティンV12ヴァンキッシュ」で、車体を見えなくするステルス機能を搭載、これまでのロケット砲やマシンガン機銃、どんな弾丸も跳ね返す特殊防弾ガラスも搭載されている。同様の「Q」が製作した新兵器「衝撃リング」は、どんな強固な特殊ガラスでも、衝撃で一瞬に粉々に出来る。愛用の拳銃も「ワルサーP99(改良型)」を使用。北朝鮮に再侵入する際には、一人用滑空グライダー(ステルス仕様)も活用する。
     今回の主題歌は、マドンナが歌い、、また、映画の中でもフェンシングのインストラククター・ヴェリティとして出演している。中でも、歴代ボンドガールの中で最強と言われたジンクス役をハル・ベリーが演じており、剣の使い手、各種アクロバット・アクションは、目を見張るものがある。さすがに、最強のボンドガールである。
     映像では、アイスランドに建設された「氷のキャッスル」は、凄い。柱や壁面は全て切り出された氷で造られている。この中の内装も超豪華。海の水を庭園の池にしたりしている。

    続きを読む + 閉じる -
    ネタバレあり
    違反報告