雨のニューオーリンズ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
雨のニューオーリンズ
雨のニューオーリンズ
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雨のニューオーリンズ

1969年5月10日公開
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テネシー・ウィリアムズの1幕物からフランシス・フォード・コッポラ、フレッド・コー、エディス・ソマーが共同で脚色、テレビ出身の新鋭、シドニー・ポラックが「いのちの紐」に続いて監督した女の愛欲を描いた物語。撮影は「ハッド」でアカデミー撮影賞をとったジェームズ・ウォン・ホウ、音楽はケニョン・ホプキンスが担当した。出演は「サンセット物語」のナタリー・ウッドのほかロバート・レッドフォード、チャールズ・ブロンソン、ケイト・レイドなど。製作はジョン・ハウスマン。

ストーリー

トッドスンの町にやって来たオーエン(ロバート・レッドフォード)は、下宿屋スター家に部屋を借り、鉄道従業員の勤務ぶりを観察して不良分子摘発の仕事にとりかかった。彼のブラック・リストにはスター家に下宿している従業員も大勢まじっていた。下宿の経営者ヘイゼルは娘アルバ(ナタリー・ウッド)を中年の金持ちジョンソンと結婚させようとしていたが、アルバはオーエンが好きになり、わざと愛人ニコルス(チャールズ・ブロンソン)に近づいてみせ、オーエンの気をひこうとしたが、彼が鉄道会社の回し者だったことがわかると、急に腹が立ってきた。それでも彼女はあきらめられず、愛し合うようになった。オーエンが来て3日目の朝、スター家に下宿していた鉄道従業員の殆どが解雇通知を受け取った。この夜、オーエンは5人の鉄道従業員に袋だたきにされ、そして彼の傷の手当をしながらニューオーリンズへ行きたいと言うアルバに従って、オーエンは汽車の切符を持って下宿に戻って来た。が、彼女の母から言葉たくみにアルバがジョンソンとメンフィスに行くとだまさて、失望し、アルバをあきらめ立ち去ってしまった。一方アルバは母親の策略にのせられニコルスと結婚する破目となる。一夜にして逃げ出しオーエンのもとへ走ったものの、母親が現れ、オーエンに娘の結婚を告げた。アルバは希望をなくしオーエンのもとを去った。人生に疲れたアルバは街の女に転落していった。そんなアルバでも、妹ウィリーには憧れの存在であった。

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作品データ

原題
The Property is Condemned
製作年
1966年
製作国
アメリカ
配給
パラマウント
初公開日
1969年5月10日
製作会社
セブン・アーツ=パラマウント提携


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