コーネル・ワイルド
Jean_Paul
ジュールス・バック(「殺人者」協力製作)が1953年に製作したテクニカラー冒険劇。エディソン・マーシャルの同名の小説から「南海の劫火(1951)」のデルマー・デイヴスが脚色監督した。撮影はエドワード・クロンジェガー、音楽はソル・カプラン「ナイアガラ」の担当。「地上最大のショウ」のコーネル・ワイルドと新進コンスタンス・スミスが主演し、「黒ばら」のフィンレイ・カリー、「五本の指」のウォルター・ハムデン、テレビ出身のアン・バンクロフト、ジョージ・マクレディ「探偵物語」、フェイ・レイ、レオ・G・キャロルなどが助演する。
18世紀、フランスの片田舎に貴族の血をひくジャン=ポール(コーネル・ワイルド)は鉄砲鍛冶ピエールを祖父として暮らしていたが、ある日セント・マロ侯爵が来てジャン=ポールが侯爵の兄ポールの庶子であるといって連れ去った。彼の後見人となった侯爵はことごとに虐待したので、彼は成年に達したとき館を飛び出して父親ポールの嗣子である証拠を探し、侯爵令嬢マリーに求婚しようと決心した。村の神父は冒険家マクドーガルに頼んで彼を海外に脱走させてくれた。秘宝発見を目指すマクドーガルとともに中米グアテマラに上陸したジャン=ポールはそこでマクドーガルの娘クララ(コンスタンス・スミス)に会った。3人は奥地深く入り、ついに秘宝を発見したが、その時マクドーガルは穴に落ちて腰骨を折った。インディアンの集落に引き返して看護を受けるうちにマクドーガルは真の幸福は財宝にはなく、クララとの楽しい生活にあると知り、その集落に永住する決心をした。ジャン=ポールは秘宝の一部をもってフランスに帰ったが、密かに訪ねたマリーに裏切られて脱走者として捕らえられ、裁判にかけられた。いよいよ判決という時、ジャン=ポールが正式な侯爵家の後継ぎである証拠が提出された。釈放された彼は爵位を捨て、再び愛するクララの住むグアテマラに去っていった。
Jean_Paul
Clara
MacDougal
Pierre
Marie
Marquis
Marquise
Dondel
Curate
Indian Chief
Fontaine
Count De Bayouc
Jean_Paul(Age 10)
Marie(Age 81/2)
Medicine Man
Francois
Stable Boy
Artist
Fontaine's Wife
Breton
監督、脚色
原作
製作
撮影
音楽
音楽
美術
美術
美術
編集
録音
録音
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