ゴルフと女房:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ゴルフと女房
ゴルフと女房
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ゴルフと女房

1930年公開
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「極楽島満員」のレオ・マッケリーの監督作品でステュワート・エドワード・ホワイトの原作をマッケリー自身が、レイモンド・L・シュロック、ハワード・J・グリーン両人の協力を得て脚色し台詞をつけ、「二つの顔(1930)」「拳銃の洗礼」のジョージ・シュナイダーマンにクランクさせたもの。主なる出演者は「愛の暴風」「拳銃の洗礼」のエドモンド・ロウ、「ビッグ・ハウス」「世界の与太者」のリーラ・ハイアムス、トミー・クリフォード、「曠野に叫ぶ(1930)」「氷原の彼方」のウォルター・マッグレイルなどである。

ストーリー

不景気で会社の事業が捗々しくないので腐りきったジム・マードックは、愛する妻ベティーの笑顔を頭に浮かべながら帰宅する。ところがアマチュア・ゴルフのチャンピオンであるベティーはジョニー・スペンスというこれもゴルフのチャンピオンとの睦言からまだ戻って来ない。これとジムのゴルフ干渉が直接原因をなして結婚第3周年記念の晩餐が夫婦喧嘩と変わり、遂に2人は別居、それから離婚の道へと急いだ。ベティーに去られたジムはたちまち神経衰弱にとりつかれ夜もおちおち眠れない。医者のところへ相談にいくと医者は薬より新鮮な空気がいいといってゴルフをすすめた。ゴルフは心でもやらぬと頑張ってみたが、結局、生命にまさる宝なしと医者の切なる忠告を入れ、ゴルフ嫌いがゴルフ場へ姿を現す。ある日ひとかどのチャンピオンという服装でゴルフを遊んでいるとゴルフのボールも人の心と同じとみえて自分の思うようにならず、その挙げ句罪の無いキャディーのトミーを怒鳴りつけて日頃の鬱憤を晴らそうとすると、どっこいトミーのために逆ねじを喰わされ、その短気を諭され、大いにしょげ返る。ある時、ジムはトミーの紹介で一女性ゴルファーに会う。しかるに驚くべし、これはベティーであった。ジムの短気がゴルフのために直された様子を見てとったベティーは和解の可能性十分ありという意味をその態度に示した。ジムのゴルフは長足の進歩をとげた。必然の結果として間もなくジムとジョニーのゴルフ決勝戦が行われることとなった。ジムは最後のホールまで優勢を持続したが惜しくもトミーの愛犬のインターフェヤーから棄権せねばならなくなった。これがためトミーはゴルフ場を首になってしまい、ベティーはベティーで気を腐らせて英国に去った。だが彼女の様子にはありありとジムに対する好意が示されていたのでジムはゴルフの勝敗などはそっちけでトミーを従えベティーの後を追うのであった。

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作品データ

原題
Part Time Wife
製作年
1930年
製作国
アメリカ
配給
ソックス支社
初公開日
1930年
製作会社
フォックス映画


[c]キネマ旬報社