サウス・ダコタの戦い:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
サウス・ダコタの戦い
サウス・ダコタの戦い
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サウス・ダコタの戦い

1977年2月11日公開
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大西部を舞台にしたイギリス人の冒険綺譚。「馬と呼ばれた男」の続編である。製作はテリー・モーズ・ジュニア、監督は「恋とペテンと青空と」のアーヴィン・カーシュナー、脚本はインディアン研究家のジャック・デ・ウィット、撮影は「エクソシスト」のオーウェン・ロイズマン、音楽は「巨象の大陸」のローレンス・ローゼンタールが各々担当。出演はリチャード・ハリス、ゲイル・ソンダーガード、ジョフリー・ルイス、ビル・ラッキング、ホルヘ・ルーク、クローディオ・ブルックなど。

ストーリー

アメリカ大陸を旅行中のイギリス貴族モーガン(リチャード・ハリス)がインディアンと共に暮し戦ってから3年後、再び彼は、アメリカ・サウスダコタの故郷に帰って来た。愛した山河と風景。だが、イエローハンド族の居留地には襲撃された跡があり、誰1人残ってはいない。モーガンは生き残ってるかもしれない同胞を捜した。やがて巨大な砦にたどりつく。中の様子をうかがうとハンド族らしいインディアン女の姿も見える。彼は旅行者に扮し、偵察に入った。砦は表向き白人とインディアンとの交易所だが、奴隷の中に3年前はまだ子供だった女の姿を見つけた時、彼は事態を呑み込んだ。砦から逃げ出した彼は、ようやく南東の岩場に隠れ住むイエローハンド族に会う。3年ぶりの彼=〈馬〉の帰郷。出迎えたのはエルク(ゲイル・ソンダーガード)と老酋長に率いられた女、子供達だった。部族は悪徳白人に扇動された敵のインディアン一族の襲撃を受けた結果、今は飼犬の肉で生活をつないでいるという。モーガンは復讐戦をと説得する。だが、集落には悪霊がつきまとっているという集落の実力者大鴉の託宣が、人々の気力を奪っていた。モーガンは何とか人々に勇気を奮い立たせるため、戦士としての4日4晩の苦行に入る。それにもたえ、鬼気迫る彼の姿に、部族の若者も苦行に入って行った。嵐の一夜が明け、復讐の時が来た。まず敵インディアン一族をせん滅し、砦の悪徳白人への攻撃を開始する。火柱と共に吹っ飛ぶやぐら。だが、酋長も敵の矢に倒れていった。そして数年後、すっかりイエローハンド族にとけ込み、終生この地にとどまることを決意した〈馬〉の姿があったという。

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作品データ

原題
The Return of A Man Called Horse
製作年
1976年
製作国
アメリカ
配給
ユナイト
初公開日
1977年2月11日
製作会社
サンディ・ハワード・プロ作品


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