砂丘を越えて:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
砂丘を越えて
砂丘を越えて
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砂丘を越えて

1929年公開、西部劇
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「人生の乞食」「中華街の夜」に主演しかウォーレス・ビアリー氏の西部劇で「崩るる天地」「夕陽の峠」と同じくゼーン・グレイ氏原作、オットー・プラワー氏監督になるもので、脚色にはアグニス・プランド・リイ女史とジェー・ウォルター・ルーベン氏とサム・ミンツ氏が当った。共演者は「父と子」「野球王」のジーン・アーサー嬢、「底抜け騒ぎ」のフィリップス・ホームズ氏、「タキシー十三号」のチェスター・コンクリン氏、「非常線(1928)」のフレッド・コーラー氏、等である。

ストーリー

1885年のことである。アリゾナ州ロット・レークの町はずれの砂丘に堀立小屋を立てて住んでいたルース・ハントという娘は頼りにしていたただ1人の父親に死なれたので、この荒くれ者の集まった町を去って東部へ帰ることになり路用の金子を積んだ駅馬車の到着を待っていた。ところがその駅馬車は途中で1人の強盗に襲われ貴重品入りの箱を奪われてしまった。あてにしていた金を盗まれたルースはやむなく親分と呼ばれているストーンという男が経営している酒場のダンサーになった。問題の強盗はガード・レーリーという風来坊でロスト・レークの町へやって来てストーンやシェリフのコリショウが強盗を捕える謀議をめぐらしているのを冷笑した。ルースはストーンが嫌らしいことをいうので一刻も早く逃げ出したくなり、賭博に夢中になっているガードの財布を盗んだが、気付いたガードはたちまち彼女を捕えた。彼は悪漢ではあるが気はやさしかったのでルースから事情を聞くと自分の強盗がことの起りと知り、ダンサーを止めさせて砂丘の小屋へ彼女を送り届けた。頓間なシェリフはアダムという他所の若者を強盗といって引捕えたがガードは彼を自分の甥だといって助けてやった。ルースはアダムとは恋仲になったがガードは自らルースに恋していたので、アダムに彼女を訪れてはならぬと申渡した。数日後アダムはこの町を去る決心をしルースに別れを告げに行くとルースが彼を深く愛していることを知ったので2人でガードにわけを話すことにして荷造りを始めた。ところへ強盗に失敗して負傷したガードが逃込んで来て誤解した。アダムは恩あるガードのため自ら強盗であると名乗り出た。そこで若者の忠実を知ったガードは自分が犯人である証拠を残して逃亡したので若い2人は相抱いたのである。

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作品データ

原題
Stairs of Stand
製作年
1929年
製作国
アメリカ
初公開日
1929年
製作会社
パラマウント映画
ジャンル
西部劇


[c]キネマ旬報社