しゃべれども しゃべれども|MOVIE WALKER PRESS
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しゃべれども しゃべれども

2007年5月26日公開,109分
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佐藤多佳子の同名人気小説を、「愛を乞うひと」の平山秀幸監督が映画化した、笑いと涙のヒューマン・ドラマ。TOKIOの国分太一が、仕事と恋に悩みを抱える若き噺家を好演。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

仕事で壁にぶつかっている、落語家の今昔亭三つ葉。そんな彼に落語と“話し方”を習いたいと、無愛想な美人、勝気な少年、毒舌の元プロ野球選手の3人が集まってきた。彼らは会うたびに言い争い、三つ葉を困惑させる。

作品データ

製作年
2007年
製作国
日本
配給
アスミック・エース
上映時間
109分

[c]2007「しゃべれども しゃべれども」製作委員会 [c]キネマ旬報社

映画レビュー

4.2
  • 矢口渡

    3
    2013/11/27

    好きな事が仕事の人は、どんな苦労も前向きに捉えられるだろう。だが、多くの人は好きな道に打ち込むより、食べるために、好きでもない仕事につき人生を送る。それでも仕事の中に喜びを探したり、趣味に走ったり、要は自分を誤魔化しながら生きている。
    落語家という、古い仕事がテーマ。価値観を押し付けるのでなく、淡々と描いていく。テンポも緩やかで心地よい。
    国分太一の演技は、うまくないが落語は勉強した?だけどミソの火焔太皷の違いはよくわからない。アクションが大きくなったってことかしら。香里奈は、笑わない演技は楽な演技だが、綺麗だから許そう。森永悠希、松重剛は、いい。
    しみじみしました。

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  • たっかん

    5
    2013/5/25

    落語の世界で真打なんて夢のようなさえない落語家=三つ葉(国分太一)であるが、なりゆきから自宅で落語教室をすることになり、そこに来た3人の生徒。近所の阪神ファンの少年、クリーニング屋で働く十河五月(香里奈)、元野球選手(松重豊)の3人は、いずれも不器用だが一生懸命に生きようとする人たち。落語つながりで出会った4人を中心に、温かい視線で見守るように本作を作った平山監督は流石である。

    前半は、何気なく物語が進んでいた感じがしたが、後半は「感動の嵐」。
    特に、三つ葉の一席「火焔太鼓」が終わった後の師匠(伊東四朗)の「なんだよお前、お前だけの火焔太鼓できるんじゃねえか」の一言で、感動の波が押し寄せた。
    そして、十河五月が「今日は『まんじゅうこわい』ではなく『火焔太鼓』やります」と言っての一席にも、感動の波。

    落語を題材にしているので「自分たちと違う世界の話」のように思ってしまって、これまで未見であったのだが、作品を観て、自分たちの普遍的な話に通じる話であった。
    先入観で、これまで未見だったことを恥じるばかりである。
    必見の佳作。

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  • ゆーみんぱぱ

    4
    2008/8/7

    高座もご無沙汰
    小さんの独演会を見たのは…20年近く前になる

    名人と呼ばれる噺家たちは、ただそこに居るだけで笑いを取れるオーラがある
    出囃子が鳴ると、笑いたくてウズウズしている客席が期待に胸を膨らます
    そんな空気を醸し出す人、それが名人!

    手を抜いている様な間合いは、若手なら緊張感、名人なら余裕と取れてしまう
    遊び心、いい加減、そう見せかける「ゆとり」が安心感に変わる

    三つ葉の高座には、まだスリルがある
    それがまた良いところ
    噺家が客席を育て、客席が噺家を育てる

    「しゃべれども しゃべれども」行き着く先が見えることは無い
    そこがまたまた良いところ




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