転々|MOVIE WALKER PRESS
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転々

2007年11月10日公開,101分
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「時効警察」でおなじみの三木聡監督&オダギリジョーのコンビ作。超スローテンポな散歩旅行を繰り広げる男たちの奇妙な関係を見つめたロードムービーだ。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

借金まみれの青年、文哉が、福原という借金取りから奇妙な取引を持ちかけられた。借金チャラの代わりに福原との散歩に付き合うはめになった文哉は、吉祥寺から霞ヶ関までの期限のない旅に出る。

作品データ

製作年
2007年
製作国
日本
配給
スタイルジャム
上映時間
101分

[c]2007「転々」フィルムパートナーズ [c]キネマ旬報社

映画レビュー

4.3
  • ひゃん

    4
    2013/5/5

    ものすごく観たい作品のひとつだった。でも…
    来ないよな~(汗)と思ってたら、各地を転々?とした後
    ついに私の地元にも来てくれた!バンザイ!時効警察♪
    …でおなじみの監督・三木聡の世界感が好きなら、
    文句なく楽しめる一作。知らなくても多分に笑えるけど。

    ストーリーにまるで関係なく登場する、看板その他。
    お約束通りに登場するあのヒト。すべて計算し尽くされた
    三木ワールドなんだけど、意外に内容もしっかりしていた。
    吉祥寺から霞か関まで歩く“東京散歩”に付き合ったらば
    借金の84万円(すごく中途半端な額)がチャラ。っていう、
    あり得ない提案を、あり得ない風貌の三浦友和に言われる、
    オダジョー。あんなキャラと服装の友和は初めて見たけど^^;
    なぜか意外にカワイイ。
    そして何といっても!逢いたくなるなる、岸辺一徳。(爆)
    そうか~!街で見かけるといいことがあるのか♪なんて、
    マジでファンが増えたらどうするんだろう?どうでもいいが。

    不倫、殺人、自首、なんていう穏やかでないサスペンスを
    取り入れているのに、二人の周りに広がるのは東京の下町。
    商店街やサウナ、風情と情緒に満ちた穏やかな光景ばかり。
    やがて、なじみのバーのママ(小泉)宅にまで転がりこんで、
    みんなで疑似家族まで演じてしまう。なんてふざけた内容
    だと思いながらもふと、彼らの表情を目で追ってしまった。
    気付くとこの不思議な世界観は、三浦友和とオダジョーを
    本当の親子のように温かく包んで見せることに成功している。
    すごいぞ!三木聡!ちょっとばかり感動も出来ちゃうのだ。

    岩松了&ふせえり&松重豊の三バカトリオも楽しいけど、
    意外に彼らがいちばん核心に近いところに迫るから笑える。
    いやしかし、彼らのつむじの匂いは嗅ぎたくないなぁ~。
    (崖、ってどういう…^^;)

    (やっぱり時計は正確じゃないとね^^;デザートには愛玉子!(^^)!)

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  • 馮美梅

    3
    2010/6/22

    オープニングからかなり過激な(変な意味ではなく)登場の三浦友和演じる福原。

    80万の借金を3日以内に返せと言われ途方に暮れるが福原がある提案をしてくる。

    自分と散歩をしたら100万やると…。
    最初は意味もわからず戸惑う文哉。

    東京って実際行ってみると近未来的な高層ビルもあるんだけどそんな場所でも少し行くと静かで少し田舎っぽいというか下町の佇まいがあるんですよね。

    子供のころの思い出を消し去りたい文哉と思い出をたどる為に散歩をする福原のアンバランスさが少しずつ変化してくる。

    唐突にナンセンスな展開が入ったりしながらも、文哉が少しずつ福原に対して忘れたいと思っていた家族という感情を呼び起こしていく。

    ひょっとしたらこのままこの関係がこの日々が続いたらいいなと家族ごっごを演じながら、それはきっと福原も同じ気持ちだったのかもしれない。

    だからこそ最後文哉が観てない間に最終目的地に急いで振り返りもせず向かったんだろう。

    オダギリジョーの慌てふためく表情の数々と、それを楽しんでいるような三浦友和さんの演に技が淡々とした作品の中でみた人はきっと最後に文哉の言葉に共感したかもしれませんね。

    きっと文哉のいいことって福原と出会えたことなのかな…。

    ああいう何げない場所を散歩してみたいものです。

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  • トモさん

    4
    2010/3/20

    三木監督がかつて構成作家を務めた「世界で一番くだらない番組(意味なしほーいち)」を知っていると、より楽しめる作品です。

    「腐っちゃいますよ~」
    「マンションの管理人って儲かるんですか~」


    「インスタント沼」も然り。

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