鶴田真由
スギモトキョウコ
広島を舞台に、33歳のキャリアウーマンと60年前の世界からやってきた海軍将校の青年との時空を超えた愛を描くラブ・ストーリー。鶴田真由が仕事に生きるヒロインを等身大に演じる。
※結末の記載を含むものもあります。
仕事で広島を訪れたキャリアウーマンの響子は、街中で海軍服の不審な男に声をかけられる。矢田貝と名乗る彼は60年前の世界からタイムスリップしてきた海軍将校だった。矢田貝は原爆投下の事実を知りながらも、過去へ戻ろうとする。
スギモトキョウコ
ヤタガイトオル
コンドウサワコ
タカダブチョウ
クロカワテツヤ
ワタナベ
ヤマシタ
トノヤマトクベエ
ヤタガイトオル
製作総指揮
プロデューサー
プロデューサー
プロデューサー
原作、脚本
監督
音楽
撮影
照明
録音
美術
調音
編集
スクリプター
装飾
助監督
製作担当
製作主任
エンディングテーマ曲・歌
[c]2007「恋する彼女、西へ。」製作委員会 [c]キネマ旬報社
この映画を一言で言えば、広島の原爆を題材にした映画で、話の流れはラブストーリー。
今までの原爆を題材にした映画と言えば「戦争の傷跡」と言った感じで、結構重たい雰囲気のものが多かったが、この映画は話の流れがラブストーリーなので、「重たい映画」と言った感じがしない。原爆を扱った映画で、この映画のような雰囲気の映画は自分自身初めてで、割と飽きずに観る事ができる映画でした。
ところで、この映画に出てくる主演の池内さんや、エキストラのおっちゃんのリアクションがオーバーで、やたらと激しい(^_^;) なので、ある意味では面白い。ですが、逆に言えば、余りにも不自然。それが監督の意図なのかどうかはわかりませんが・・・。
この映画のストーリー自体は判りやすいし、題材として悪くもなかったのですが、「どうして運命の人と感じたのか?」とか「どれだけ愛してるのか?」とかメンタル的な部分が伝わってこなかったのが残念なところ・・・。だから、鶴田真由が号泣していても、何か不自然。観ているジブンは、すっかり冷めていた・・・。
それでも、トータルで言えば悪い映画では無いので★★★です。