三週間:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
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1928年公開、コメディ
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「あれ」「赤い髪」と同じくクララ・ボウ嬢主演。エリノア・グリン女史原作、クラレンス・バッヂャー氏監督になるモダン趣味の喜劇である。グリン女史の原作をジョン・ファーロウ氏が改作し、ルイズ・ロング女史とパーシー・ヒース氏とサム・ミンツ氏とが共同脚色した。ポー嬢を助けて「娘十八映画時代」「モダン十戒」のニール・ハミルトン氏、「素晴らしい果報者」「金髪騒動」のハリソン・フォード氏が共演するほか、ガイ・オリヴァー氏、エディス・チャップマン嬢が出演している。カメラは「ニューヨークの波止場」「紳士は金髪がお好き(1928)」のハロルド・ロッソン氏の担任。

ストーリー

グレディス・オプライアンは電車の運転手を父親に持つ酒場の踊子である。彼女は貧民窟の長屋住まいが厭でたまらなかった。で往来で素敵な自動車に乗っている風采の立派な青年を見るとあんな男と結婚したいものと思うのだった。ところが彼女に見初められた青年はジェームズ・ゴードンという保険勧誘員で自動車は社長のものだった。縁は異なもので、その週末にグレディスはジェームズと百万長者のターナーの邸宅で落ち合った。ターナーはグレディスが働いている酒場の踊子を全部買い切って宴会を催したので、ジェームズは社長の命に依ってターナーを保険に加入させる為にきたのだった。ターナーはグレディスに思召しがあったので宴会が終わったあとも彼女を引き止めようとした。これを見かねたジェームズはターナーの鼻柱を蹴ったので保険勧誘はおじゃんになった。かくて二人は愛し合う仲となった。グレディスはジェームズを大金持ちと信じ切手家に帰って吹聴したので長屋ハこの噂で持ちきった。がやがてジェームズが貧乏であることが判ったので失望したグレディスは彼を喧嘩して別れてしまった。しかし母親に諭されて愛の尊さを思い返した彼女は自らジェームズを会社に訪ねたが彼は既に馘首されていた。彼女は社長を口説いてもしターナーを保険に加入させたらジェームズを復職させることを承諾させた。ジェームズは社長からこの事を利きこの週末にターナーを訪ねて九分通り勧誘に成功したが、この日前以てこの事を頼んだグレディスの姿を見ると彼は立腹して又もやターナーの鼻柱を殴って帰った。第三週目の終わりにはグレディスは失恋に泣きながら酒場で踊っていた。そこへジョームスがやって来て千ドルの小切手を突きつけてさっさと帰って行った。彼はターナーが自ら会社へ保険を申し込んだ為千ドルの報酬を与えられたのだが此間グレディスに忌まわしい行為があったと信じて怒っているのであった。グレディスは踊りの衣装のままで彼を追いかけ往来の真ん中で彼に真相を話して漸く納得させたのである。

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作品データ

原題
Three Week Ends
製作年
1928年
製作国
アメリカ
初公開日
1928年
製作会社
パラマウント
ジャンル
コメディ


[c]キネマ旬報社