英国王給仕人に乾杯!|MOVIE WALKER PRESS
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英国王給仕人に乾杯!
英国王給仕人に乾杯!

英国王給仕人に乾杯!

2008年12月20日公開,120分
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チェコの名匠イジー・メンツェルが久々に発表した最新作。とあるホテル給仕人の奇妙な人生を通して、東欧の小国チェコがたどった激動の現代史を浮き彫りにする。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

小柄な青年ヤンがホテル王を夢見て、まずは給仕の仕事に就く。やがて彼はプラハの“ホテル・パリ”に雇われ、自分よりも小さなドイツ人女性リーザと恋に落ちるが、ヒトラーの侵攻で波乱の運命をたどることに。

作品データ

原題
Obsluhoval Jsem Anglickeho Krale=I Served the King of England
製作年
2007年
製作国
チェコ スロバキア
配給
フランス映画社
上映時間
120分

[c]BIOSCOP - AQS - TV NOVA - BARRANDOV STUDIOS - UPP - MAGIC BOX SLOVAKIA, 2006 [c]キネマ旬報社

  • keicyacom
    keicyacom
    3.0
    2010/10/27

    格差はあったものの、平和だったチェコの時代。給仕だった、一人の男性が、小柄だったことから、出会いが生じ、運命に翻弄されていく。彼は、人種差別主義者ではなかったため、ナチスが出てきて、戦争があっても、なんとか生き延びられ、人種を超えた愛も芽生えた。

    夢は、はかなく、人の命も、はかないもの。べたべたせずに描けたのはよかったが、主人公の本心が、もう少しわかるとよかった。この時代にチェコに起こった歴史がわかっていなかったので、少し、理解ができない部分があった。

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  • 映画観太郎
    映画観太郎
    3.0
    2009/2/22

    1963年、チェコスロヴァキアのプラハ。共産主義体制の監獄から、ヤン・ジーチェが出所する。居住許可を貰ったズデーテン地方の山中の廃屋で、ビールのジョッキを発見した彼は、給仕人として生きた自分の人生を振り返る。
    1930年頃、駅でソーセージを売るヤンは、ある紳士に払うべきお釣りを渡しそびれる。そして、田舎町のホテルのパブで給仕人見習いから出発し、あの時お釣りを渡しそびれた、ユダヤ系の行商人のヴァルデンの引き立てで、富豪たちの別荘「チホタ荘」で働き始める。ふとしたきっかけで、「チホタ荘」を去ることになったヤンは、プラハ最高の「ホテル・パリ」の給仕に雇われる。そこで、給仕とは何かを神技のように示す給仕長スクシーヴァネクに出会い、「私は英国王に給仕した」と言われたヤンは、彼を尊敬するようになる。
    しかし人生はドンデンがえし。
    1938年にドイツがズデーテン地方を併合する。と同時に、ヤンは自分より小柄な、それまでチェコでは少数民族のドイツ人だったズデーテンの少女リーザに宿命的な恋をする…。

    本作品では、20世紀のチェコ現代史が、幸運と不運のドンデンがえしの、ヤンの人生を通して軽やかに描かれていく。愛と死が同居する人生を過ごした、若いヤン役のイヴァン・ヴァルネフの演技は、チャプリンを思わせる。
    現実が悲惨であるが故に、より軽やかに、よりユーモアを持って、この作品を描いたイジー・メンツェル監督の手腕は見事である。

    私にとって初めてのチェコ映画の鑑賞は、大変魅力的な時間となった。

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  • 泉
    3.0
    2009/1/7

    行き当たりばったりで生きているように感じられるヤン。
    小柄で憎めない容姿のせいでしょうか。
    彼は人の懐に入るのが上手いですね。羨ましいくらいに。

    時々図に乗りますが、それでも彼なりの正義感を持っていて、そして何とかなっていくのが彼の幸運。
    不運は・・生まれた時代そのものかもしれませんねぇ・・

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