チェンジリング|MOVIE WALKER PRESS
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チェンジリング

2009年2月20日公開,142分
PG-12
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巨匠クリント・イーストウッドと人気女優アンジェリーナ・ジョリーが初めて組んだ話題作。1928年に米国で起こった実話に基づき、我が子を取り戻そうとする母親の闘いを描く。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

シングルマザー、クリスティンの息子ウォルターが突然失踪した。5か月後、警察がウォルターを発見するも、その少年はまったくの別人だった。そのことを信じてもらえないクリスティンは、思わぬ運命をたどっていく。

作品データ

原題
Changeling
映倫区分
PG-12
製作年
2008年
製作国
アメリカ
配給
東宝東和
上映時間
142分

[c]2008 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED. [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    3.0
    2018/8/29

    息子が行方不明になり、その5か月後に見知らぬ少年を警察に押し付けられた母親の物語。実話が元になっている。警察くそすぎて信じたくない、、保身のためなら他人なんてどうでも良いのが出過ぎてて。正義を守れないなら正義の仕事に就かないでほしいほんとに。

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  • rikoriko2255

    ミチさん

    4.0
    2010/2/14

    クリント・イーストウッド、アンジェリーナ・ジョリー、ジョン・マルコヴィッチという稀代のタレント(才能)の競演。イーストウッドは出演はしないが、随所で彼らしさがうかがわれるよ。
    つまりは主人公が追い詰められて、追い詰められて、最後に復讐を果たすというのは「ガンマン」以来の伝統じゃないかい?
    ジョリーは初期の『17歳のカルテ』を思い出すね。女子精神病棟ものはいくらでも観たけど、やはりこの『カルテ』は出色の出来。薬を飲みたくなくて抵抗するあたりは「カムバック、ジョリー」という感じがする。
    あとは当時の耳まですっぽり覆う帽子がエレガントだし、ファッションを観たければ、それも良いかも。そういえば、昔の警官の制服って、学生服みたいだったんだね。
    いずれにしても巨匠イーストウッド監督はおそらく、これが最後だ、最後だという思いで作っているのだろうけど、なかなか最後にならないね。その分、こちらも楽しめておりますが・・・。

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  • rikoriko2255

    モットー

    4.0
    2009/3/28

    何処からどう見ても顔も背丈も別人にしか見えない子供。母親でなくても映画を見ている観客にもはっきりと判る「取り替え子」は、自分がホンモノではないニセモノであることを知っている。この平然と他人に成り済ますウソにまず唖然とさせられる。

    母親と牧師を除いて、警部や警察本部長、医師までもがこのウソをホントと擦り替える怖さ。これはまるでドン・シーゲル監督の『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』(1956)で描かれたSF的な怖さを思わせる。クリント・イーストウッド監督が遣りたかったのはこれなのかと気づいてまたまたビックリ。しかし、これが地球侵略を企む宇宙人の仕業ではなく、普通の人間の行いであることに背筋がますます寒くなる。

    自分は無実と主張する「殺人鬼」にしても、ウソは何かを自分では判っていて、最期を目前に問い詰められると殺したのか確信がないことにウソをつきたくないという皮肉なジレンマに陥るクライマックスと容赦ない死に様の見せしめシーンは強烈。

    ウソをつくかつかないか、正しい行いを選択するかしないかの人間の心の闇の分かれ道を描くことに重点を絞った、ヒッチコックとはまた異なる骨太のドスの効いた演出は寡黙であればある程、雄弁な表現となる映画本来の在り方を示している。

    事件発生から6年後、フランク・キャプラ監督の『或る夜の出来事』(1934)がウソの世界に希望を見出す映画としてポンと置かれるラストが印象深く心に突き刺さる。

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  • rikoriko2255

    tom

    4.0
    2009/3/10

    この作品は何と言っても
    アンジェリーナ・ジョリーの
    迫真の演技に尽きます。
    母親の強さに感服しました。
    でも強さだけではなく弱さも裏に見え隠れし、
    全編涙顔のアンジーでした。
    これが実話っていうのは信じられなく
    80年も前はこんなことが当たり前だったのかって思うと
    すごく恐ろしく感じました。
    ストーリーは途中から思わぬ内容に展開しますが
    実話の映画にありがちな
    先が読めるような内容ではありませんでした。
    どうしても実話って信じられません。
    こんなストーリー、フィクションでも考えつきません。

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  • rikoriko2255

    レインボーパパ

    5.0
    2009/3/7

     仕事から帰ってきたら、たった一人の我が子が行方不明。警察に相談をしても規則だからと翌日まで待てと取り合ってもらえない。もし、自分の身にそんなことが起こったら、気も狂わんばかりになるだろう。しかも、発見された我が子が他人で、それを訴えたら、精神病院に不法に強制収監されてしまうなんて。
     これがたった80年前に実際に起こったことだなんて信じられない。まさに事実は小説より奇なりだ。

     国家権力に立ち向かうことは今でも大変で勇気のいることだが、80年前、様々な差別が当然のようにあった時代であれば、なおさらのことだろう。彼女を駆り立てた原動力は何だったのだろうか。子どもへの愛、それに映画の中でも触れられる親としての責任だったのかもしれない。その彼女の行動が世論を動かし、社会を作り変えていく。権力の一部は腐っていたけれど、社会は腐っていなかったことが、何よりの救いだ。

     子どもの失踪の裏には、思いもよらない事件が隠れていて、それも衝撃的。
     子どもを持つ親であれば、とても考えさせられることが多い話しだと思う。

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  • rikoriko2255

    seapoint

    4.0
    2009/3/6

    …この事件が実話であったことが恐ろしい。警察の隠蔽、事件の真相。警察は市民の味方ではないのか?カッコーの巣の上でを思わせる精神病院もなんたることか!全てが腐りきっていた。その渦に溺れず、正面から戦ったクリスティンの勇姿は当時の人々にとってどう映ったのだろう。
    どの時代でも不正はある。そしてそれに対してどれだけの人が向き合えるのだろう。この事件がフィクションではないと改めて認識し、忘れてはならない…

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  • rikoriko2255

    keicyacom

    5.0
    2009/3/1

    働きながら、子供を育てる普通の女性。その大事な一人息子が、ある日行方不明になる。5ヵ月後、警察が、別人の子供を彼女のもとの連れてくる。

    信じられない話だが、当時の警察の横暴、女性の地位の低さ、子供を取り戻すために立ち上がろうとする女性のけなげさがよくあらわれている。そして、警察の腐敗をあばこうとする牧師に助けられ、裁判にまでなっていくのだが・・・

    実話ということで、時間を正確に追った展開、淡々と、むごい事実があばかれていき、本当に一時も目が離せないつくりになっています。子供の誘拐という、もうひとつの重大な事件も、事実として扱っていて、見るべき映画になっています。

    そして、クリントイーストウッドって、すごい、とあらためて感心した映画です。

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  • rikoriko2255

    映画観太郎

    4.0
    2009/2/28

    1928年、ロサンゼルス。シングルマザーのクリスティン・コリンズは、9歳の息子ウォルターと暮らしていた。ある土曜日、彼女は休暇を返上して、ウォルターをひとり家に残したまま仕事へ向かう。やがて夕方、彼女が帰宅すると、ウォルターは忽然と姿を消していた。警察に通報し、翌日から捜査が始まる一方で、自らも懸命に息子の消息を探すクリスティン。
    5ヵ月後、ウォルターがイリノイ州で見つかったという朗報が入る。ロス市警の演出によって報道陣が集まる中、列車で帰ってくる我が子を駅に出迎えるクリスティン。だが、列車から降りてきたのは、ウォルターとは全くの別人だった。
    息子だと言い張る少年。クリスティンの訴えを聞き入れない警察。一体ウォルターはどこへ消えたのか?息子をこの手で抱きしめるまでは決して諦めないと誓い、市長や警察機構を告発し闘うクリスティンに、恐るべき報せが届く・・・。

    クリスティン役のアンジェリーナ・ジョリーは、やみくもに誰かを責めたり、攻撃したりするようなことはしない。本作ではその情熱的な眼差しで「息子は必ず生きている」という揺るぎない信念を、強く表現している。その母親の愛情の強さが、観る者に深い感動を与えている。

    本作の映像は、くすんだ灰青色を基調としており、暴力と腐敗にまみれた、当時のロサンゼルスの空気が伝わってくるようであった。特に、精神病院での閉塞感、事件現場となった養鶏場の荒涼とした雰囲気は秀逸である。

    本作は、実在のウォルター・コリンズ失踪事件をもとにした、クリント・イーストウッド監督による実話の映画化である。主人公のクリスチャンは、精神病院での悪夢、警察の腐敗の糾弾、そして裁判といった過酷な運命を辿っていく。しかし、最近のイーストウッドの映画と同様、本作でも監督の視点には揺るぎがなく、観客に過去に起こった事実を突きつけてくる。それは、あたかも「あなたがクリスティンの立場だったら、どうしますか?」と、問いかけられているように私には感じた。

    公園で子供たちだけで遊ばせることができず、通学には防犯ベルを持たせることが当然となってしまった現在の日本。このような日本にしてしまった責任は、私たち1人ひとりにあるのではないだろうか。

    隣近所の苗字や、子供の名前を知っているだろうか?
    家族構成を知っている家が、何軒あるだろうか?

    他人への無関心、人と人とのコミュニケーション不足が、現在の日本の状況の原因の根底にあると思う。私は、近所の人との挨拶、自治会の活動や学校行事への参加といった、自分が出来るちょっとした行動を通じて、少しでもそういった状況を改善していきたいと、本作を観て感じた。

    最後に、今なお誘拐の被害者となり苦しんでおられる家族の方々に、一日も早く心の平安が訪れることを切に願い、本レビューを終わりたいと思う。

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  • rikoriko2255

    McCOY

    4.0
    2009/2/28

    タイトルの『チェンジリング』とは「取り換えられた子供」の意で、さらった子供の代わりに妖精が醜い子供を置いていくという伝説に基づいたものだそうです。しかし、その置いていかれた子供も犠牲者です。アンジェリーナ・ジョリーが圧倒的に演じる主人公の母親だけでなく、力にねじ伏せられるすべての人びとの苦悩がじりじりと伝わってくる作品でした。

    PRとして使われる【実話の持つ重み】……これってけっこうくせ者でして、「実話なんです!」と言われてしまうと観る側としては最初から「そ、そうなんですか……」と首根っこを押さえつけられる感じになってしまうんですよね。ただ本作の場合は実際に起こった事件としてはあまりに信じがたい苛烈な展開が待っているので、主演女優が「実話でなきゃ引き受けなかった」というのも頷けるなと思いました。あのような横暴の下でいったいどのくらいの人が犠牲になったのだろうと考えると怖ろしい。冒頭近く、“偽物”の息子と再会する直前のヒロインが汽車へ向かって駆けだす姿をみて警部がある台詞を吐き捨てるように言うシーンがあるのですが、あの一言が憎むべき力のすべてを象徴しています。

    ちょっと体調がわるかったので2時間22分の長尺が心配でしたが、実際には集中を途切れさせる余裕もないほどでした。佳作だと思います。

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  • rikoriko2255

    barney

    5.0
    2009/2/25

    なんかまたまた警察ってやな組織って思わされちゃうような映画でした!
    はじめは「フライトプラン」みたいな内容かと思ったけど、こちらはもっと奥深く内容が濃かったです。
    アンジェリーナ・ジョリーの演技はとても素晴らしく、最後はめでたしめでたしではなかったが、「絶望のなかの希望」を残してくれて、あっぱれな終わり方!!

    特集でも言ってましたが、アンジェリーナはこの映画が実話でなかったら受けなかった。
    監督もクリント・イーストウッドだから.............。この監督と仕事をしたら、他の監督とは仕事をしたくないとまでほれ込んでいたぐらいだ。
    撮影時も、普通はアクションとかって言ってスタートするが、そうするとビクッとしたりよけい緊張してしまったりするらしい。
    でも監督は、自ら俳優として活躍もしており現場を知ってるだけに、温かさや優しさや気使いがあり、自然に初めて.....とかゆっくり初めて......とかって言ってスタートしてたらしい。
    なんかそんな人柄が周りもホンワカさせ、良い作品づくりにつながったとか!?

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  • rikoriko2255

    4.0
    2009/2/25

    兎に角、あの担当刑事に言いたい。

    あんたの母親は5ヶ月会わなかったら、息子が解らなくなるのか!?
    お母さんに聞いてみなさい!・・と。

    これはショーン・ビーンの『トムとトーマス』でも思ったことだけどね。
    息子が入れ替わったのに、養子とは言え長年暮らして来て気が付かない訳無いじゃない・・と。

    これが事実である事が、辛くもあり、頼もしくも有る・・

    『バットマン』もゴッサムシティは架空で無く、警察の腐敗もフィクションじゃ無い。

    でも、権力と戦おうとする牧師や弁護士が居て、腐敗した中でも、厄介な事件に目を背けない刑事も居る。

    同じ境遇の後輩を守ろうとする人が居て、彼女らを助けようとする人が居る。

    ゴシップに踊らされないで、デモをしたり証言をしたり・・

    それがとても嬉しかった・・

    母親だったら、諦めないのは当然で、戦うのは当然で、だからこそ、辛い・・

    それは主人公の彼女に限らず、ウィルターに助けられ現れた少年のお母さんも、他の母親たちも絶対そう。
    私だってそうだ。

    『フォーガットン』で違和感感じたのはそこなのよね・・
    何で主人公の母親だけ特別・・なのか。

    そんな筈無い。
    どんな母親だって、諦めないし、戦うし、信じてる。

    だからこそ、リアルで辛かった・・

    アンジーのなりふり構わぬ演技もリアルでしたねぇ・・

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