アナベル情事:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
アナベル情事
アナベル情事
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アナベル情事

1931年公開
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クレア・カマー執筆の舞台劇から「女に賭けるな」のレオン・ゴードンが脚色し台詞を書き「狂へる銀翼」「大自然の王者」のアルフレッド・ワーカーが監督したもので主なる出演者は「間諜X27」「鉄骨エロ騒動」のヴィクター・マクラグレン、「女に賭けるな」「モンテカルロ」のジャネット・マクドナルド、「ニュー・ムーン」「マダム・サタン」のローランド・ヤング、「医者の妻」のルス・ウォレン、「河上の別荘」「ハッピイ・デイス」のウィリアム・コリアー・シニア等、カメラは「愛の暴風」「盗まれた接吻」のチャールズ・G・クラークのクランクになるものである。

ストーリー

乗馬に出掛けたアナベルは落馬して踝を痛めた。無学な大鉱業家ジョン・ロウスンに出会ったアナベルは彼に助けられてその夜、彼の小屋に泊まることを余儀なくされた。彼女は冗談に思わせぶりをしたのでジョンは直ちに牧師を呼んで来て、彼女が反対するにも拘らず結婚してしまった。彼女は東部へ移ることをねだり二人は8年間同棲しないで、その間ジョンは毎月5000ドルずつ彼女に与えていたけれど、アナベルは浪費していつもピーピーしていた。二人が結婚の日、ジョンはアナベルに彼の鉱山の管理株を50株与え決して手放してはならないと告げておいた。手許の苦しくなったアナベルはその50株を売ろうとしたが値打ちがないとて金にならなかった。彼女はそれを抵当に700ドルをある人から借りた。翌日、彼女の弁護士はジョンとローランという富豪とがある鉱山の支配権を争っているためにその50株がキャスティング・ヴォートを握ることになり、数百万ドルにも換え難い値打ちがあることを注意した。はじめて良人の仕事とその株とが密接な関係にあることを知ったアナベルはその50株を取り戻すためにローランドの家の料理人に住み込み首尾よく目的を果たすことが出来た。だがローランドの家にいる間に彼女は恋に堕ちた。新しい彼女の恋人はその50株を要求した。けれども良人に返さなければならない義務を感じている彼女はそれだけは聞く訳に行かないとキッパリ断った。するとその男は突然、彼女を抱きしめて熱い接吻を与えた。その男こそ、髪を落として教養を積み、今は洗練された紳士となりすましていたのでアナベルさえも気がつかなかった彼女の良人ジョン・ロウスンその人だった。

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作品データ

原題
Annabelle's Affairs
製作年
1931年
製作国
アメリカ
配給
フォックス支社
初公開日
1931年
製作会社
フォックス映画


[c]キネマ旬報社