シーコウヤ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
シーコウヤ
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シーコウヤ

1934年公開
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「帰らぬ船出」「若草物語(1933)」のジーン・パーカーが主演する映画で、ヴァンス・ジョゼフ・ホイト作の動物小説「マリブ」に基づいてアン・カニンガムとサム・アームストロングとケイリー・ウィルソンが協力して潤色し、「独裁大統領」と同じくケイリー・ウィルソンが台本を作成し、「俺は探偵」「漁火の巨人」のチェスター・M・フランクリンが監督に当たり、「爆弾の頬紅」のチェスター・ライオンズが撮影した。助演は「魔の超特急」のラッセル・ハーディー、「若草物語(1933)」のサミュエル・S・ハインズ、ポール・ハースト、ウイリー・ファング等である。

ストーリー

シエラ山脈の大森林は野獣の王国である。そこには原始的な弱肉強食の世界が展開される。中でも野鹿とピューマ( アメリカ豹) は先天的の敵で多くの鹿は豹の餌となる。著述家マーティンはこうした森林の一角に住居を定め著述の案を練っていた。彼の描かんとするものは先天的本能を極めた2個の動物が相争わずに同居できるという主題だった。彼の娘トニが森林から拾ってきた子鹿と子豹がこの試みの実験に供された。彼らは子鹿を「マリブ」子豹を「ガトウ」と呼んで慈しみ育てた。しかし豹を飼う事はその地の法律に背いていた。鹿の敵として豹は見つけ次第、銃殺せねばならなかったのだ。森林監督者の1人ボップはトニに同情して彼らが豹を飼う事を内聞に付したが、腹黒い狩猟案内人のバーグマンは自分の積悪は棚に上げて「ガトウ」に鶏を殺された事を口実に訴えると脅迫した。マーティン父娘は止むなく仲良く成長しかけた「マリブ」と「ガトウ」に別れねばならなくなり心ならずも彼らを広野に放って都会に戻った。時を経て森林に戻ったマーティン父娘は図らずも成長した「マリブ」と「ガトウ」に再会した。しかも彼ら2匹は協力してバーグマンの悪計を暴き、昔日の恨みを晴らしてくれた。そしてトニとボップは幸福に結ばれたのである。

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作品データ

原題
Sequoia
製作年
1934年
製作国
アメリカ
初公開日
1934年
製作会社
M・G・M映画


[c]キネマ旬報社