死線を潜りて:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
死線を潜りて
死線を潜りて
-

死線を潜りて

1926年公開
0
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

ジョージ・ギツブス氏作の小説を映画かしたもので、パウル・ベルン氏が脚色し「山だし娘」「動員一下」等と同じくハワード・ヒギン氏が監督した。主役は「動員一下」「燃ゆる唇」等出演のベン・ライオン氏と「山だし娘」「神ぞ知る」等出演のアイリーン・ブリングル嬢が演じ、シャーロット・ウオーカー嬢、サム・ハーデイー氏、ベーシル・ラスポーン氏、アメリア・サマーヴイル嬢等が助演している。

ストーリー

シリル・マンスフィールドは若い美しい英国人だったが、彼の血管には幾分ドイツ人の血が混じっていたし、また教育はドイツで受けたので、欧州大戦が始まっても軍籍に入らなかったことは彼を知る者の間に一末の疑惑を起こさせた。それを利用してシリルはドイツ間諜を装う英国秘密探偵となった。彼は米国婦人ロイスと恋仲だった。ロイスにはリツイオという英国秘密探偵を装っているドイツ間諜も惚れていた。リツイオはシリルも自分と同じくドイツに対して忠実であると思っていたがふとその反対ではないかと疑い始めた。シリルは偽りの報告をドイツ政府にもたらすべく忠実な機関手ハンデイーと共にドイツに向かった。ロイスはシリルの意に反して随行した。リツイオは彼らを追跡した。シリルは密書をロイスに預けてハンデイーと共に飛行機に乗って逃れた。ロイスはリツイオに捕らえられドイツ潜水艦に乗せられてドイツ本国に連れ行かれた。リツイオはそのところでシリルの反逆を訴えたのでシリルは裁判で銃殺を宣告された。リツイオはロイスに向かいシリルと共に露国への使命を果たせばシリルの命は助かると虚言を構えた。シリルとハンデイーとは一度び捕らわれの身となったが護衛兵等を打ち負かして巧みに逃れ、ロイスと2人を逃すために犠牲となった。シリルは重傷を蒙ていたのでロイスは勇敢にも飛行機を操縦して米軍の戦線に安着した。シリルの傷が癒えた日に2人の結婚式は上げられた。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
The Great Deception
製作年
1926年
製作国
アメリカ
配給
ファースト・ナショナル支社
初公開日
1926年
製作会社
ファースト・ナショナル映画


[c]キネマ旬報社