白浪二段返し:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
白浪二段返し
白浪二段返し
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白浪二段返し

1928年公開
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「娘乱暴記」「空中サーカス」と同じくルイス・サイラー氏の監督作品で、ジェームズ・P・ジャッジ氏作の戯曲に基いて「或る男の一生」「心の合鍵」のベッキー・ガーディナー女史が脚色したもの。出演者は「港々に女あり」「非常警戒」のロバート・アームストロング氏、「踊る娘達」「天使の顔」のジョン・マック・ブラウン氏、「天空爆破」「蠻男ミックス」のドロシー・ドワン嬢、「サブマリン」「がらくた宝島」のクラレンス・バートン氏、ドロシー・アップルビー嬢で、キャメラは「絹の足」「港々に女あり」のR・J・バーグキスト氏の担任である。

ストーリー

エディー・エリスンとラリー・スコットという2人の前科者はなんとかして正道を渡ろうと殊勝な心掛けで、金満家のカーソン家にエディーは従僕、ラリーは自動車運転手として雇われることになった。としろがブルドック・バッジャーという意地の悪い探偵は2人を目の敵にしていたので、遂に探偵の告げ口で2人の前科が主人に知れて解雇された。エディーにはケイという妻があり、キッドと呼ぶ可愛い息子もあった。エディーの誕生日にささやかな宴会が催され、ラリーとその恋人のジェーン・ブラウンという娘も招かれて来た。ラリーは自分の過去を恋人に打明けかねて煩悶していたが、慧敏なジェーンはそれを悟り、また現在のラリーの真面目さを理解して、力になり合って正しく世の中を渡ろうと誓った。その翌日バッジャー探偵はエリスンの家へ乗込んで家宅捜索を始めた。それは前夜カーソン家へ盗賊が忍び入り、真珠の首飾を盗んだことに原因するのであるが覚えのないエディーとラリーは探偵を嘲奔し、溜飲をさげた。その真犯人はマイク・ロスという前科数犯の曲者で、真珠を盗むには盗んだが早くも手が廻ったので、臓品の処置に窮し、エディー・エリスンのアパートの前に来て突差の思い付きで遊んでいたキッドに真珠を預けた。キッドはそれを父親のポケットに入れるとエディーは驚いて塵芥吸取器の中に隠す。それが更に轉々して掃除婦の手に入った。ロスは立戻って拳銃でラリーとエディーを脅迫した。隙を見てエディーはカーソン家へ電話で盗賊はロスであると知らせた。真珠は再びキッドの手に戻りロスはそれを奪って街上に逃れたが巡回中の警官に捕えられる。カーソンはバッジャー探偵と共に急行したがロスがいないので嫌疑は再び2人に懸ったが、ロスが自白したので2人の正直は證明された。

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作品データ

原題
Square Crooks
製作年
1928年
製作国
アメリカ
配給
フォックス支社輸入
初公開日
1928年
製作会社
フォックス映画


[c]キネマ旬報社