深夜の出来事:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
深夜の出来事
深夜の出来事
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深夜の出来事

1935年公開
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「バッド・ガール」「乙女の湖」と同じくヴィニャ・デルマーの小説を映画化したもので、「私のテンプル」のアレン・リヴキンが脚色し「大空の地獄」「紐育の口笛」のジョ・ブライストンが監督に当たり、「情無用ッ」「あたいは街の人気者」のバート・グレノンが撮影した。主演は「バット・ガール」「輝く瞳」のジェームズ・ダンで、「ロイドの牛乳屋」「ホワイト・パレード」のドロシー・ウイルスン、「キャラバン」のルイズ・ファゼンダ、「オペラ・ハット」のジョン・レイ、「歌の翼」のルイ・アルバーニ、ヴィクター・キリアン、ビューラ・ボンディ等が助演している。

ストーリー

賭博の名人として仲間から「バッド・ボーイ」と渾名されているエディ・ノーランが、彼の鴨として金を巻き上げている男にフレッド・ラーキンという者がいた。エディはある日サリイという娘に会い、深い恋に落ちたが彼女の両親が真面目な職業を持った男でなくては結婚は許さぬと言ったことをサリイの口から聞いてなんとか正業につこうと心に決めた。サリイはエディに両親を紹介した。ところが彼女の継父がフレッド・ラーキンだったので、エディはその場から追い出され、母親はサリイに二度と再び彼会わぬ約束をさせた。しかし深くエディを愛している彼女は、どうしても彼のいない生活を考えることができない。次の日二人は密かに結婚してしまった。エディは職を得ようとあせるがなかなか見つからないので、自暴自棄にならんとする。その度にサリイが彼を慰め新しい勇気を与えてくれるのであった。サリイの母親は彼女を銀行員のボップ・カーレーに嫁がせようとした。これを薄々知ったエディは自分と分かれてボップのような真面目な青年と結婚するようにサリイに勧めたがついに彼女の幸福のために姿を消した。ある晩エディは知り合いの探偵シドから、忘れた拳銃を持ってきてくれるように電話で頼まれたので、それを持ってシドが警護しているオペラの歌姫の家へ行った。するとシドは何者かのために高手。小手に縛られている。そして二人のギャングが歌女を誘拐しようとしているところだった。エディは早速拳銃をもってそりに応じ二人を倒したが、自分も深手を負ってその場に昏倒した。サリイは両親と一緒に偶然その場に来かかり、エディを病院へ連れ両親にこれは自分の夫であると打ち明ける。エディに感謝した歌姫が彼にりつな職を世話してくれることになったので、ラーキンも娘との結婚を認めることになった。

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作品データ

原題
Bad Boy
製作年
1935年
製作国
アメリカ
配給
20世紀フォックス日本支社
初公開日
1935年
製作会社
20世紀フォックス


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