アフリカは笑ふ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
アフリカは笑ふ
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アフリカは笑ふ

1933年公開
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「頓珍漢大勝利」「爆笑隊従軍記」のバート・ウイーラーとロバート・ウールジーが主演する笑劇で、ノーマン・クラスナが書き下ろした台本により「進めオリンピック」「仮出獄の女」のエドワード・クラインが監督にあたり、「頓珍漢大勝利」「私重役様よ」のレナード・スミスが撮影した。助演者は「我輩はカモである」「海魔」のラクェル・トレス、エスター・ミューア、ヘンリー・アーメッタ等である。

ストーリー

アメリカのある映画会社は折からの猛獣映画熱に浮かされて大猛獣映画製作を企画し探検家として斯界に有名なジョンソン・マルチニ夫人をしてアフリカに大ロケーションを試みさせたところが、このジョンソン・マルチニ夫人というのが探検家は探検がでも違ったものを探検する人物だったので1フィートも撮影しないで帰って来た。困ったのは該映画会社でいかんすべきと協議の最中、折から獅子数頭を抱えたまま失業していた寄席芸人の2人組アレクサンダーとウィルバーとの2人を捜し当てたので、この2人を契約して同行、再びアフリカへ映画製作のために出張せしめた。が、さてアフリカの叢林につくと、マルチニ夫人はたちまち本性を現してアレクサンダーに密林中で熱烈な恋をささやき始めたのであるが、この夜は一方ウイルバーも夢遊病患者名ので密林にさまよい出で、ターザナという野生の女の虜となってしまう。翌朝、アレクサンダーはウィルバーを尋ね彼は手尾よく探し出したが、ターザナの友達のジョゼフィンというゴリラに恋されて始末に困る。そうしたところへ遅れてマルチニ夫人も来会わせ、ゴリラのことから嫉妬していると、そこへアマゾンの女たちが大勢押し寄せて来て彼らを虜としてその集落へ連れていってしまう。このアマゾンたちというのは夜になると男を求めだして、挙げ句の果ては、男どもの取り殺してしまう習慣がある。で、夜の晩餐の準備にと、アマゾンたちが踊っているとそこへ日食となり、これを夜が来たのだと早合点して女たちはたちまち騒ぎだした。進退きわまったアレクサンダーは女装したウィルバーと結婚してからくも虎口を脱走としていると、そこへこの集落めがけて押し寄せて来たのはターザンの一隊である。そして彼らは片っ端から女どもをさらって行った。略奪結婚なのである。それからアフリカに数年はたって、アレクサンダーとウィルバーとは子供を背負っては家事仕事をしていた。彼らの主人であり妻であるのはマルチニ夫人とターザナとであった。

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作品データ

原題
So This Is Africa
製作年
1933年
製作国
アメリカ
初公開日
1933年
製作会社
コロンビア映画


[c]キネマ旬報社