ジャック・ルビー:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ジャック・ルビー
ジャック・ルビー
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ジャック・ルビー

1992年9月12日公開
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ジョン・F・ケネディの暗殺犯人として捕われたオズワルドを射殺した男として知られるジャック・ルビーの半生と事件の謎を描くドラマ。監督はジョン・マッケンジー、製作はシガージョン・サイヴァットソンとスティーブ・ゴリン、エグゼクティヴ・プロデューサーはマイケル・カーン、スティーブン・デイヴィスの原作戯曲をもとに彼自身が脚色し、撮影は「ハイランダー2」のフィル・メヒュー、音楽は「ブラック・レインボウ」のジョン・スコットが担当。

ストーリー

ダラスでストリップ・クラブを経営するジャック・ルビー(ダニー・アイエロ)はかつて暗黒街で名を馳せたこともあるが、今は落ちぶれ、FBIの情報屋として活動していた。ある日、彼はレストランでシェリル・アン・デュジャン(シェリリン・フェン)というブロンド女性に出会う。彼女は翌日からキャンディ・ケーンという名でルビーの店でダンサーとして働くこととなるが、瞬く間に人気を博し、おかげで客は増えていった。そしていつしかルビーとキャンディも付き合うようになっていく。その頃、ルビーの元に暗黒街のルーイ・ヴィタリ(ジョー・コルテーゼ)から暗黒街復帰の仕事が舞い込む。マフィアの大物サントス・アリカンテ(マーク・ローレンス)の護送を命じられたルビーはキャンディとともにキューバに渡るが、突然ルーイからサントスを殺せと言われる。だが、ルーイが裏切ろうとしているのを察したルビーは逆にルーイを殺し、サントスに信頼されるようになっていく。ある日スター歌手であるモンタナのショーにマフィアのボスたちが集まったが、そこにはケネディ大統領も現れた。キャンディはサントスの計らいでケネディの部屋に案内され、その頃ルビーはCIaの工作員マックスウェル(アーリス・ハワード)にしつこく付きまとわれていた。ケネディの元から戻ったキャンディは、ルビーに、マフィアとケネディの関係が並々ならないことや、だが最近はマフィアがケネディに対して不満を持っているということなどを話す。キューバ危機などで政治情勢が刻一刻と変化する中で、ルビーはクラブのバーテンをしているキューバ人のディエゴがリー・ハーヴェイ・オズワルド(ウィリー・ガーソン)からライフルを受け取るのを目撃。ただならぬ気配を感じたルビーとキャンディは、ついにケネディ暗殺事件に遭遇した。そしてルビーの周辺も慌ただしくなり、「見たり聞いたりしたことは全て忘れろ」と脅迫を受ける。そしてルビーは、陰謀を打ち明けようと銃を手にして警察署に向かう。だがルビーの手に握られていた銃はオズワルドを目がけて発射されてしまった。逮捕されたルビーは全てを証言すると言うが、独房に収檻されてしまう。そしてルビーは、「俺は殺される」と叫びながら1967年にこの世を去った。

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作品データ

原題
Ruby
製作年
1992年
製作国
アメリカ
配給
KUZUIエンタープライズ
初公開日
1992年9月12日
製作会社
プロパガンダ・フィルムズ


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