ケヴィン・ベーコン
ニック・ヒューム
「ソウ」のジェームズ・ワン監督による壮絶なる復讐劇。愛する息子を殺され、温和な父親から一変し、恨みを爆発させる主人公をケビン・ベーコンが体当たりの演技で見せる。
※結末の記載を含むものもあります。
アイスホッケー選手として将来を嘱望される息子を持つニック。彼の幸せな日々はある日、突然壊されてしまう。息子が試合の帰りにギャングの襲撃に遭い、殺されてしまったのだ。だが、犯人の刑は軽く、彼は自らの手で裁きを与えようとする。
ニック・ヒューム
ビリー・ダーリー
ヘレン・ヒューム
ウォリス捜査官
ブレンダン・ヒューム
ルーカス・ヒューム
ジョー・ダーリー
ボディ
ヘコ
バギー
ジェミー
スピンク
オーウェン
アミー
マイケル・バーリング
サミー
ショー判事
ボーンズ・ダーリー
監督
脚本
原作
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
製作
製作
製作
共同プロデューサー
撮影
音楽
編集
プロダクション・デザイン
衣装デザイン
字幕
[c]2007 HPE Rights, Inc. [c]キネマ旬報社
『ソウ』監督っちゅうこってドキドキしましたが、映像的にはグロさは半減!良かった良かった。
けど、犯罪者に対する視線は同じ。
ありがちの復讐劇のようでおますが、犯罪を憎みながらもきっちりと復讐することの虚しさを映してくれちょります。
また、会社ではリスク管理をしちょるにも関わらず、復讐後のリスクを図られんっちゅうところがリアルでおます。
挟み込まれたニック家族の誕生日のビデオ映像に等身大の家族の姿をみ、復讐に走るニックに愛する者を失うた人間の弱さをみ、復讐心以外の全てを失うてもうたニックに悲しさをみました。
ほんで、一番の見所はケビン・ベーコン!
彼の良き家庭人としての笑顔、子を亡くした親の慟哭、更なる悲劇を招いてもうた後悔と悲しみの表情、ほんで、何よりも全てを失った後&ニックとの最後の対峙に見せる無機質な表情が見事♪満足でおます。
SAWの監督だけあってアクションシーンの残酷描写はお手の物、
言い方はおかしいかもしれないが美しく出来ていた。
ただそれだけ。
果てしなくドンパチが続き、観終わった残るのは疲労感。
復讐からは何も生まれない、
と同時にこの映画を観たからといって
何も自分の中には生まれなかった。