地獄の掟:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
地獄の掟
地獄の掟
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地獄の掟

1956年5月2日公開
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製作はコリアー・ヤング、監督は「第11号監房の暴動」のドン・シーゲル、撮影は「やさしい狼犬部隊」のバーネット・ガフィー、脚本はアイダ・ルピノと製作のコリアー・ヤングが共同で担当。主演は「秘境」のアイダ・ルピノ、「明日なき男」のスティーヴ・コクラン。黒白、1955年作品。

ストーリー

ニューヨークの下町にあるドラッグストアに2人組の強盗が入っている。カル・ブルナー刑事(スティーヴ・コクラン)は猛烈な拳銃戦で1人を射殺し、残る1人と大格闘を演じて取り押さえ、警察署に連行した。取り調べると男の所持品の中から、かねて盗難にかかって捜査中の莫大な額にのぼる紙幣の中の1枚である50ドル札を発見した。ブルナーと相棒のジャック・ファーナム刑事は、男から得た情報を頼りに、あるナイトクラブの歌姫をしているリリー・マーコウ(アイダ・ルピノ)を探し当て、問題の50ドル紙幣がこのナイトクラブのお客の1人からチップとして彼女がもらったものであることを聞き出す。その男を発見し得る唯一の手がかりは彼が大の競馬狂ということだった。しかし、リリという女は美しい魅力にあふれている。ファーナムには妻も子もいる家庭があったが、独身で血気にはやるブルナーはリリの色香に心を動かす。2人の刑事からの報告を受けたマイケルス警部は直ちにリリを署に招き、犯人とおぼしき男の捜査に協力してくれと依頼する。リリは盗難にかかった50ドル札が発見された競馬場に張り込みを始める。3人は場内を歩き回って犯人の姿をさがし求めたが、何万人と来ている見物人の中から、たった1人の男を発見することは容易なことではなかった。血のにじむような努力を重ねた結果、自動車置場から出て行く車の中にその男を捜し出す。ファーナムとブルナーはフルスピードで、男の車を追う。追いつ追われつの追跡が続くが、とある山道に入った犯人の車は安定を失い、谷底に転落する。2人が谷底に降りていくと男は残骸の中で即死していた。事件は自然に解決を見たが、2人の心の底にはこうした幾度かの事件の終りごとに襲ってくる寂寥が流れるのであった。

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作品データ

原題
Private Hell 36
製作年
1955年
製作国
アメリカ
配給
映配
初公開日
1956年5月2日
製作会社
R・C・Cエンタープライズ映画作品


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