死にゆく妻との旅路|MOVIE WALKER PRESS
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死にゆく妻との旅路

2011年2月26日公開,113分
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末期癌の妻とワゴン車で日本全国を9か月間旅し、保護責任者遺棄致死で逮捕された男がつづった手記を原作にした感動ドラマ。『初恋』の塙幸成が監督を務め、三浦友和と石田ゆり子が年の離れた夫婦役を見事に演じ上げる。妻の最期が迫ることによって長年連れ添った夫婦にふっと浮かび上がった純粋な愛の軌跡が、観る者の胸を打つ。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

バブルの崩壊によって経営していた縫製工場が傾き、多額の借金を抱えることになった久典。大腸癌の施術を受けたばかりの妻ひとみを娘夫婦のアパートに残し、金策に奔走するも成果を得られずに帰ってくる。危機的状況の中で2人は、特別な計画も立てずにワゴン車で日本全国を旅することに。しかし、旅の途中で妻の病状は悪化していく。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2010年
製作国
日本
配給
ゴー・シネマ
上映時間
113分

[c]2011「死にゆく妻との旅路」製作委員会 [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    jemmy

    4.0
    2011/2/26

    実話を基に撮られた作品ということですが、
    日本中をワゴン車で旅する夫婦が、淡々と描かれていました。
    映像は、ワゴン車から見える風景かワゴン車の中ばかり。
    会話も、殆ど夫の久典と妻のひとみの二人だけ。
    映画の前半は、どうなるものかと思いましたが、
    後半は、いろいろ考えさせられました。

    夫婦のあり方、家族のあり方とは…。
    あの時、妻は何を思ってこんなことを言ったのだろう?
    その時、夫はどうしてそうしたのだろう?
    こうしていれば、違う明日が待っていたのではないだろうか?
    私だったら、どうしている?

    最後は、切なくなりました。

    また、手記を読んでいないので、妻の望みを叶えてあげた久典が、
    保護責任者遺棄致死で逮捕された後のことが気になりました。

    それから余談ですが、石田ゆり子さんと西原亜紀さんが母娘役を演じるのですが、
    姉妹にしか見えなかったし、
    石田ゆり子さんが孫のいる役を演じるなんて、ちょっと違和感がありました。
    実際の久典とひとみも年が離れた夫婦だったそうで、仕方ないのかもしれませんが…。

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  • rikoriko2255

    ミチさん

    5.0
    2011/2/3

    期せずして、『僕と妻の1778の物語』とほぼ同時に鑑賞し、考えさせられました。
    『1778』の方が、やや喜劇的な要素を含んでいるのに対して、本作はロード・ムービィということで、趣きは違うものの、やはり訴えかけるものは大きいですね。
    本作の鑑賞後は、男女でおそらく違うと思います。今回、試写会で舞台挨拶があり、「石田ゆり子」さんは、「見終わるとこれまで見慣れた風景が違うように見えると思います。」と言っていましたが、確かに名言ですね。観終わった後、空気が違いました。
    これに対して、同行者(男)は、病院にも連れて行かない旦那を激しく非難していましたが、私は、これを愛と言うかは別にして、選択肢としては、ありだと思います。映画として考えると、何故奥様が、子供のように「1人にしないで」と駄々をこねるのか、分からないのですが、きっと何か先立つ物語があるのでしょうね。ちょっと自立した大人の女性には見えません。
    そこを我慢すれば、奥様の望みを100%かなえようとする旦那の姿勢には十分共感が持てます。しかし何故、彼らの娘や肉親たちは彼らを探そうとしなかったのか、警察に届けなかったのか、分かりませんけど・・・。

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