キャタピラー CATERPILLAR|MOVIE WALKER PRESS
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キャタピラー CATERPILLAR

2010年8月14日公開,84分
R15+
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2010年2月に行なわれたベルリン映画祭で寺島しのぶが最優秀女優賞を受賞した、若松孝二監督による人間ドラマ。田舎の村で暮らす1組の夫婦の姿を通し、戦争の愚かさを描く。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

戦場で四肢と声を失い、村民から奇異の目を向けられつつも、“生ける軍神”と祀り上げられる夫・久蔵と暮らす妻・シゲ子。戦場での出来事を思い出し、混乱していく久蔵と空虚な思いを抱くシゲ子をよそに終戦の日は近づいてくる。

作品データ

原題
Caterpillar
映倫区分
R15+
製作年
2010年
製作国
日本
配給
若松プロダクション=スコーレ
上映時間
84分

[c]若松プロダクション [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.4
  • ひゃん

    4
    2013/4/21

    乱歩の短編に着想を得るも著作権料が払えずオリジナルとなった。
    本作で寺島しのぶが一躍脚光を浴びたが噂に違わず天晴な演技。
    虐げられた妻の狂気が軍神「芋虫」となって還った夫へと向けられる。
    四肢を失いながら「食う寝る出す」には精力完全な夫を妻が引き回す
    復讐劇に凄然。反戦色が濃いが女の自立を描き秀歌にも救われる。

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  • キネマ怪人カマニア

    5
    2013/4/3

    江戸川乱歩の作品からアイデァをもらい、反戦映画として見事に映像化した作品。
    気味悪さではイマイチだが、寺島しのぶの醜悪な顔つきをする様が二人の関係を浮き彫りにしており、彼女の演技により心美しい話に変貌したことだけは間違いないといえよう。

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  • たっかん

    1
    2012/11/4

    本作は、一般的に評価が高く、2010年キネマ旬報ベストテンでも第6位、およびキネ旬主演女優賞も得た作品である。

    しかし、本作で寺島しのぶの体当たりの演技は迫力があるものの、「軍神は何故、四肢を失って帰還したのか?」が不明であるとともに、「軍神が妻(寺島)の顔にツバをかける場面」が不愉快この上ない。何故、四肢を失った妻の顔にツバを吐くことができるのか?
    それは、途中から妻のサディスティックな面が現れるが、それにしても献身的な妻の顔にツバは無いだろう。
    自分としては、生理的に嫌悪感を覚える作品であった。

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