マリア・モンテス
Naila
「アリババと四十人の盗賊」のポール・マルヴァーン製作のテクニカラー砂漠劇。「腰抜けスパイ騒動」のエドモンド・L・ハートマンのオリジナル脚本を「虐殺の河」のジョン・ローリンスが監督。「夜の悪魔」のジョージ・ロビンスンが撮影監督、音楽はミルトン・ローゼンの担当である。「アリババと四十人の盗賊」の故マリア・モンテスとジョン・ホール及びターハン・ベイが共演し、ほか「熱砂の戦い」のアンディ・デヴァイン、ジョージ・ザッコ、ロバート・ワーウィック、ハリー・コーディングなどが助演する。1945年ユニヴァーサル発売映画。
西暦紀元前。エジプトのケミス王国では王が暗殺され、姫のナイラ(マリア・モンテス)が跡を継いだ。王位を狙う侍従ホラデフは暗殺犯人が奴隷の首領エルアであると王女に告げた。女王は単身男装して仇を追ったが、砂漠に迷って奴隷商人に捕らえられ腕に烙印を押された。しかし馬でそこを逃げ出し、再び砂漠に倒れたところを丁度通りかかったメラブ(ジョン・ホール)とネブカに救われた。乗馬の巧みなナイラは町の競馬に出場し、見事競争相手の青年に勝ったが、そこの現れた奴隷商人に発見され捕らえられそうになった。そのとき例の青年が現れナイラたちを救ってくれたが彼こそ奴隷の首領ヘルア(ターハン・ベイ)で、すでに恋を感じたナイラは父の仇と知って本心を隠し、単身町に帰った。彼女の後を追ってグミスの国に来たヘルアはホラデフに捕らえられた。それを知ったメラブは、ナイラへの恋を諦め、城内に潜入してヘルアを救出し、自分は捕らえられた。ホラデフによって投獄されたナイラはメラブが亡父の印授を持っていることを知って驚いたが、それはメラブがホラデフから奪った物だった。拷問されるメラブを救うためナイラはヘルアの山塞にホラデフを案内し、その代わりにメラブを釈放してもらった。メラブは早速山塞に駆けつけて急を告げ、ナイラを先導に近づくホラデフ軍はヘルアによって撃滅された。女王ナイラとヘルアは結ばれメラブとネブカは再び放浪の旅に出た。
Naila
Merab
Herua
Nebka
Horadef
Maatet
Uba
Khafra
監督
脚本
製作
撮影
音楽監督、作曲
美術
編集
録音
テクニカラー・カラー・コンサルタント
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